2015年6月10日水曜日

2015.06.10 花見川風景

朝霧がとても濃い日の出でした。

朝霧

朝霧

花見川だけの川霧ではなく、土地全体を覆う朝霧でしたので、風景が乳白色になっています。花見川の川霧の風景とは異なり、柔らかい感じの風景です。

花見川

花見川

花見川

日が昇るに従って朝霧は雲散霧消していきました。

弁天橋から下流

弁天橋から上流

朝霧に濡れて弁天橋欄干に沢山の雲の巣があることにはじめて気がつきました。

弁天橋



2015年6月9日火曜日

千葉県墨書土器 出土文字出現数ベスト50

昨日この記事をアップしようとした直前に外付けハードディスクがクラッシュしてしまい、作成したファイルが全部パーになってしまいました。

本日最初から作業し直してデータをつくり、記事をアップします。

全国墨書土器 出土文字出現数ベスト50と同じ方法で千葉県版データを作成してみました。

千葉県墨書土器 出土文字出現数ベスト50

参考に全国版の情報を再掲します。

参考 全国墨書土器 出土文字出現数ベスト50

上記二つの情報から、千葉県ベスト50の文字で全国ベスト50に入るものに○をしてみました。

千葉県墨書土器 出土文字出現数ベスト50で全国ベスト50に入るもの

千葉県ベスト50のうち29の文字が全国ベスト50にも入ります。

統計的な検定ではありませんが、感覚的には、千葉県で出土する墨書土器の文字と全国で出土する文字との間には一定の相関があり、千葉県だけが特異な文字を多出するということではないようです。ある程度似ているということです。

ちなみに、第1位「×」と第2位「大」は同じです。

詳しく見ると千葉県と全国の順位に幾つかの顕著な相違がみられます。

千葉県で7位「天(則天文字)」、12位「(□(天ヵ(則天文字))」は全国50位には入りません。
同じく千葉県10位「出」、40位「出ヵ」も全国50位には入りません。

特に「天(則天文字)」は中国直輸入の舶来文字ですから気になります。
ちなみにその出土遺跡を調べると、市原市の片又木遺跡からの出土が大半を占めています。

また「出」は習志野市の谷津貝塚E地点からの出土がきわめて多くなっています。

文字の遺跡間偏在性は極めて大きなものがあります。

この記事では統計分析は全くしておらず、単に順位を紹介しているだけですが、墨書文字の遺跡間偏在性が大きいので、その特性を利用して遺跡間の結びつきを検討することも可能であるような予想を立てています。

あるいは文字内容は別にして、特定文字だけにかたよる遺跡と、多様な文字が出土する遺跡を統計的に分別することは可能ですから、その情報から遺跡の社会交流面での特性を明らかにすることも可能だと考えます。

2015年6月8日月曜日

予期せぬ外付けハードディスクの突然死

大きなIllustratorファイルを外付けハードディスクに保存していたら突然ハードディスクから聞き慣れない「カチャカチャ」という大きな音が始まりました。

パソコンのハングアップ状態です。

危機を乗り切れなく、電源を切ってその場をしのいだのですが、何とパソコンの電源を切った後もハードディスクの「カチャカチャ」音が続きます。

いろいろ応急措置を講じたのですが、結局外付けハードディスクの突然死を受け入れざるを得ませんでした。

パソコン本体は無傷のようでしたので、不幸中の幸いです。

ハードディスクの故障に備えて、データファイルはメインハードディスクから毎朝サブハードディスクにバックアップしています。

今日突然死したのはメインハードディスクですから、今朝から夕方まで作業した内容は消えました。

その中にはこの番外編にアップする直前の記事(「千葉県墨書土器 出土文字出現数ベスト50」)のデータも含まれていました。

また、本日ブログ本編にアップした2015.06.08記事「八千代市井戸向遺跡から出土した銙帯(かたい)」のデータファイルも含まれています。

1日分の作業のし直しをする必要があります。しかし、昨日までの全てのデータはバックアップしてありますので、顔が本当に青ざめることはありませんでした。

ただし、バックアップファイルをメインハードディスクにコピーすることが必要ですが、そのコピー時間が膨大なものになるので、気が重くなります。2年前にハードディスクを交換した時には延べ20時間ほどかかりました。今回はデータが増えているので恐らく延べ24時間くらいかかると思います。3日がかりくらいの仕事になりそうです。

この日に備えて2T外付ハードディスクの予備品を用意してあったので、ハードディスク交換は即時に行なうことができ、とりあえずこのブログ記事を書くための最低限のホルダーを復元しました。

一部復元したメインハードディスクのプロパティ

バックアップ用サブハードディスクのプロパティ

今は、メインハードディスクにファイルを全部復元するまで(コピーするまで)、バックアップ用サブハードディスクの故障が生じることがないことをただ祈るばかりです。

大きなファイルの書きこみや上書きの頻度がますます増大する傾向にありますので、ハードディスク故障の恐れも増大傾向にあると考えます。
そのため、データファイルのバックアップの仕組みをより確実で簡便なものに変更していきたいと考えています。

2015年6月7日日曜日

全国墨書土器 出土文字出現数ベスト50

全国墨書土器・刻書土器データベース(CSVファイル)明治大学日本古代研究所の117000件の情報を釈文情報毎に集計して、出土文字出現数ベスト50を求めてみました。

全国墨書土器 出土文字出現数ベスト50
釈文情報に文字内容がないデータは省いてあります。(例「□」、「□(則天文字)」など)
なお、例えば「大」、「大ヵ」、「□(大)」、「□(大ヵ)」などは別に集計されています。

千葉県のあるいは花見川-平戸川筋の古代遺跡から出土する墨書土器の文字と比較するための参考とするために集計してみたものです。

この結果をざっと見ると次のような感想が生れます。

・「×」(バツ)(及び「+」(プラス)を合わせて)が一番多く、魔除け記号を想定させます。

・記号として「━」(ヨコボウ、マイナス)、「=」(イコール)が出てきます。その意味を今後検討したいと思います。

・「○」が出土します。白幡前遺跡出土の「○」は則天文字の「星」として解釈し、具体的には白星(勝利)を意味すると考えました。

・数字として「十」、「万」、「千」、「七」、「三」、「一」が出土します。「十」、「万」、「千」は事物が豊富であることの祈願、「七」は七福神などで用いられるようなラッキーセブンの意味を、「三」は物事の基本的要件を3つに分類する思考の中で、それらの調達を、「一」は一番(トップ)であることの祈願に、それぞれ関連すると考えます。

・生活に関わりの深い地物を表現する文字が出土します。「井」、「田」、「山」、「木」、「白田」、「土」、「川」など。
地域開発に関わる祈願と関連する言葉であると考えます。

・「生」は白幡前遺跡で多出する出土文字で、戦死回避の意味として考察しました。「生」はおそらく単純な延命とか病魔から逃れるという静的な祈願語ではなく、身に迫る白兵戦を想起して、その場で相手を殺して自分は生き延びたいという極めてアクティブな思考を伴う祈願語であると考えます。

・「寺」が多いことに驚きます。白幡前遺跡における検討では、寺院活動と墨書土器活動との間に強い相関を感じることができませんでした。全国的にみて「寺」文字がベスト10に入っているという意味を今後検討して、その検討結果を白幡前遺跡の検討にフィードバックしたいと思います。

・「王」の意味は天皇のことであるか、魔王などの悪神の意味であるかケースバイケースとは思いますが、悪神の場合が多いのではないかと考えます。

・方向を指示する言葉が出現します。「東」、「西」、「南」はそれぞれケースバイケースとは考えますが、具体的な意味を込めていると考えます。「東庄」は千葉県東庄町の例を含めて古代荘園の固有名詞に対応すると考えます。

・「大」(大きくありたい)、「上」(出世したい)、「善」(よくありたい)、「成」(達成したい)、「吉」(よくありたい)、「足」(不足を補いたい)、「得」(獲得したい)、「福」(富栄えたい)、「本」(根元となるものを得たい)、「長」(長寿でありたい)、「冨」(富栄えたい)、「有」(獲得したい)、「厨」(食料が豊富でありたい)、「太」(多くありたい)、「子」(子どもが欲しい)、「真」(祈願する内容が本当であってほしい)、「網」(魚や鳥を捕りたい)などはそれぞれの字義通りの祈願語であると考えます。

・「中」、「由」、「人」、「主」、「平」、「内」、「白」なども言葉に含まれる字義による祈願語であると考えることができます。

2015年6月5日金曜日

2015.06.05 花見川風景

朝焼けがひときわ輝いた朝でした。地表の地物も赤く染まっていました。

日の出前

花見川
まだ朝焼けの余韻が残っています。

花見川

花見川
真横から朝日が当たって、樹木の印影がくっきり見えます。

弁天橋から下流
半透明のような薄雲がかかり、青空が見えるような見えないような、あいまいな空でした。

弁天橋から上流

2015年6月4日木曜日

全国 墨書土器出土件数ベスト20遺跡

「全国墨書・刻書土器データベース(CSVファイル) 明治大学日本古代研究所」には11万7千件のデータが収録されていますが、そのデータを使って遺跡毎に出土件数を集計してみました。

集計した結果により、上位20遺跡の表と分布図をつくってみました。

八千代市白幡前遺跡の墨書土器出土件数が全国的にみるとどのあたりにランクされるのか知りたかったので、集計したみたのです。

結果は次の通りです。

全国 墨書土器出土件数ベスト20遺跡 一覧表

集計では例えば「○○遺跡(第△次)」とか、「○○遺跡 △地区」などは「○○遺跡」に情報を統合しました。

全国 墨書土器出土件数ベスト20遺跡 分布図

八千代市白幡前遺跡は10位でした。

また、これまで、千葉県では白幡前遺跡が墨書土器出土数で第1位であると考えていましたが、そうではないことを確認できました。これまで千葉県内の墨書土器出土数の集計は「千葉県の歴史 資料編 古代 別冊出土文字資料集成」を用いていたのですが、この資料以降の発掘により鳴神山遺跡(印西市)、上谷遺跡(八千代市)の出土数が白幡前遺跡より凌駕したようです。

分布図を見ると、平城京から東北へ向かう太平洋岸ルートと日本海ルート沿いにほとんどの墨書土器出土件数ベスト20遺跡が分布しているように見えます。

白幡前遺跡を含む千葉県4遺跡の集中は、この付近が蝦夷戦争のおける重要な兵站基地地帯であったことを物語っていると考えます。

上吉田遺跡、矢玉遺跡(ともに会津若松市)は日本海ルートと山王遺跡(多賀城市)を結ぶ結節点にあるように感じます。

墨書土器は官人が組織活動を行った場所でひろめられた風習であり、今風に言えば自己啓発活動(やる気を起こす活動)の個人用ツールであったと考えます。

律令国家が蝦夷戦争に全力をあげていた頃、これらの20遺跡が全国的に見ても最も官人の組織活動が盛んであったと考えます。

組織活動とは兵士を募集し、訓練し、必要な食料・衣服・武器等を与えて戦地に輸送することを軸に、そのために必要な食料・軍需品生産、戦勝祈願、輸送活動などをイメージします。


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【メモ】
個別遺跡毎の出土件数カウントをExcelのマクロで行いましたが、11万7千件全部を一緒に集計することはできませんでした。
メインメモリ(物理メモリ)は沢山残っているのですが、CPU使用率が100%に達した後、「リソースが足りません」になってしまいました。
結局ファイルを2分割して集計し、集計結果を集成して統計をとりました。

2015.06.04 花見川風景

雲量を次の7段階に分けると今朝の雲量は5でした。
雲量      段階
雲量 100%  …7
雲量 特に多い …6
雲量 多い   …5
雲量 50%   …4
雲量 少ない  …3
雲量 特に少ない…2
雲量 0%   …1

雲量が5、4、3あたりの早朝風景が自分にとっては好ましい風景です。

日の出
雲が金色に輝いています。

花見川
真横から光が雲に当って金色に輝いています。

花見川

花見川

花見川

弁天橋から下流方向

弁天橋から上流方向

空の風景ばかり写真に撮った早朝でした。

2015年6月3日水曜日

タスクバーアイコン右クリック「最近使ったもの」による効率化を意識する

数年前まで(恐らくXPパソコンを使っていた頃)は、エクスプローラーの階層構造を順次たどってデータファイルに行き着き利用することが多く、同じファイルをたてつづけに利用する時などイライラすることがありました。

最近はエクスプローラーの階層構造をたどることがめっきり少なく、あのイライラの存在を忘れてしまいました。

何かの拍子にその理由が何であるか意識してしまいました。

私の場合、3つの理由で階層構造をたどることがなくなったようです。

●データファイルを探す時にフォルダーの階層構造をたどらなくなった理由
1 タスクバーアイコンを右クリックすると「最近使ったもの」リストが出てきて、そのリストで用が足りる。
2 ソフトを立ち上げると、ソフトにより詳細な「最近使用したファイル」リストがあり、そのリストで用が足りる。
3 エクスプローラー画面左サイドバーの上の方に「最近表示した場所」があり、それをクリックすると最近表示したエクスプローラーのフォルダーリストが表示され、そのリストをクリックして目的のフォルダーに到達できる。

次の絵はメイン画面右縦に配置している私のタスクバーと参考画面です。

タスクバーと参考画面

タスクバーに配置したアイコン15のうち、メールソフト、GISソフト、その他を除く10ソフト全部に「最近使ったもの」があります。

これらのソフトはこの機能で目的のデータファイルに行き着くことが多いです。
見つからない時は、ソフトを立ち上げて、そのソフトのより詳細な「最近使用したファイル」リストでほとんどみつかります。

タスクバーの便利な機能に今更感心しますが、これまでは意識することなく、当たり前に使ってきています。

なお、トップ画面に配置したアイコンを右クリックしても別の機能画面となり「最近使ったもの」は出ません。

メールソフトはデータファイルを使うことがないので「最近使ったもの」が無いのだと思います。
GISソフトでは多数のデータファイル群を使い、プロジェクトとかワークファイルという名称でそれらを括っています。そのため個別ファイルを「最近使ったもの」としてリスト化してもあまり意味が無いのだと思います。

2015年5月30日土曜日

小字データベースの分布図展開実験

千葉県小字地名データベースの基本様式に住所欄を追加しました。

住所欄を追加した小字データベース

小字、大字、市町村情報があるのですから住所情報はエクセルの関数で即座にできます。

この住所欄を含むデータベースをCSVファイルにしてアドレスマッチングにより位置情報を付加して、GISにプロットしてみました。

佐倉市を事例にこの操作を行ってみると、小字情報1576件が大字76件の位置に重なって表示されます。

佐倉市を例とした小字情報のプロット
76ドットに重なり集約されて小字1576件が表示されている。
大字情報を表示するように設定してプロットしている。

この実験から、小字データを大字中心地にプロットできることがわかりました。

小字のおおよその地理的位置がわかるということは、作業上とても有用なツールを開発したということになります。

ある問題意識から検索した小字リストを即座に分布図化できます。

プレゼンを考慮しない、真の自分自身の検討が大いに効率化することは間違いありません。発想力の加速が期待できます。

また、広域の検討(千葉県全体など)ではこの情報をもって正式な分布図に代替することもある程度可能です。

素晴らしい実験結果を得ることができました。

2015年5月29日金曜日

千葉県小字地名データベースの様式

全国墨書土器・刻書土器データベースでFile Makerを使っていることを知り、File Makerが検索をする上でExcelと比べて格段に優れ、さらに検索結果をファイル出力できることを体験しました。

この体験でデータベースというもののイメージを得ることができました。

早速、現在作成している千葉県小字地名データベースのうち佐倉市分を例にして、File Makerで使えるようにExcelで作成し、File Makerで試用してみました。

次の画像は角川の千葉県地名大辞典付録小字リストです。

角川の千葉県地名大辞典付録小字リスト

このリストをスキャンして、DocuWorksでOCR処理し、エディタに読み込み、調整すると次のような電子化成果物が生れます。

エディタで作成した小字電子化成果物

これまでこの電子化成果物をエディタのキーワード俯瞰機能を利用して検索していました。検索結果をファイル出力することもできます。

ここでは、この電子化成果物をExcelに読み込み、幾つかの作業マクロを活用して、次のような表形式に変換してみました。

Excel上で作成した一覧表

データベースらしくなりました。

このExcel一覧表をFile Makerで読み込み検索すると次のような画面になります。

File Makerで小字データベースを検索した結果 (小字名に「部」を含む結果表示)

検索が容易です。複雑な検索を行うこともできます。

とてもわかりやすい結果を得ることができました。この結果をExcel出力することもできます。

当面は、千葉県小字地名データベースの様式基本はこのようなものにして作成して、使い勝手を試していくつもりです。