ブログ「花見川流域を歩く」で鳴神山遺跡の墨書土器出土数グラフ分布図を作成しました。
この図は地図太郎PLUSで、csvデータ結合によりグラフ表示したものです。
自分としては現在の問題意識と合致した表現になっていて、とても訴求力のある分布図だと感じています。
一方、これまでQGISの機能を利用して各種分布図をよりわかりやすくするためにヒートマップを作成してきています。
墨書土器出土数の密度高-低をヒートマップで示すとどうなるか、同じ情報で試してみました。
円グラフ表示
ヒートマップ表示
半径パラメータ20m
ヒートマップ表示
半径パラメータ50m
遺構別墨書土器出土数が円グラフ表示では遺構別状況がわかるので、より具体的情報になっています。
一方、ヒートマップは平均化されて土地に色が塗られています。
現在の問題意識では円グラフ表示の方がはるかに自分の思考展開に役立ちます。
ヒートマップはそれなりに墨書土器多出場所を示しますが、靴の上からかゆい足を掻いているような状況になります。
問題意識やテーマによって表現方法(分析方法)を操ることが大切であると感じました。
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