毎朝花見川を散歩しています。
主目的は運動不足を補うためです。
しかし散歩中に頭脳明晰となり普段気が付かないことに気が付くことがありますから、意識的に散歩を思考活動として行うことがいつもの癖になっています。
思考テーマを設定して散歩すれば、散歩終了時にはそのテーマに関する何らかの思考結果を得られますから、フィジカルな運動と思考活動の両方の結果を得ることができます。
さて、今朝の散歩は特段思考テーマを決めていたわけではなく、ボヤとした頭脳状況で出発しました。
いつもと違ってなにか気が滅入っている、いわば心理的に不健康な状況です。
天気は曇天で、顔には霧雨が当たっていましたが、歩みを続けるうちに、落葉した樹林の視界が広がっていることに気が付き、なにか重たい気持ちが軽くなったようになりました。
歩くという肉体活動が血のめぐりを良くしているのだと思います。
そのうちに、自分の前に立ちはだかるある難題の解決糸口が自然と思いつきました。
意識的にその解決策を模索しているのではなく、気持ちが滅入っていて、ボヤとしていたのですが、歩くなかで、突然解決糸口の方からやってきたという感じです。
一瞬にして気持ちが晴れたような感じになりました。
散歩にメタフィジカルな効果があると感じました。散歩という肉体運動が心理的健康状況をもたらしてくれるという意味です。
ボヤとして思考停止状況になっているときに、散歩により、何か解決の糸口になるような思考が始まるという経験をしました。
散歩にはフィジカルな効果(運動効果)、メタフィジカルな効果(心理健康効果)があり、さらに風景鑑賞・自然観察・思考活動等として利用できますから、散歩の意義には大きなものがあると考えます。
花見川風景
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