1 ブログ「花見川流域を歩く」
●鳴神山遺跡の検討
12月は鳴神山遺跡の検討にほぼ終始したといって過言ではありません。
特に、遺跡出土直線道路が、道路であるはずがないと考えて記事を書いたところ、途中から雲行きが怪しくなり、とうとう道路であることを納得しました。
同時に、開発前の空中写真により、遺跡外にその道路の延長と考えられる線形模様を発見して、自分なりに白井市から印西市にかけて直線道路遺構が存在すること確信しました。
道路の機能は東京湾岸に存在した大結馬牧と浮島牛牧、及び印旛浦の最も奥に存在した高津馬牧から香取の海まで牛馬を搬送することがメインであると推察しました。
道路を境に墨書土器の文字や遺物の出土分布が変化しますので、今後さらに検討を継続する予定です。
下総台地を大横断する古代道路の存在にはじめて気が付き、そのような知識にたどり着けるとは全く想像していなかったので、学習の醍醐味を味わっています。
●境界データの活用可能性
国勢調査の境界データを入手し、小字データや遺跡データを大字単位でGIS上で表現できる可能性に気が付きました。
国勢調査境界データは今後の自分の趣味活動のGISにおける基盤にできそうです。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
●Earth View from Google Earth画像の紹介
花見川とは無関係ですが、Earth View from Google Earth画像で気になるものを紹介しました。
●感想や気が付いたこと
ブログ「花見川流域を歩く」の書いていて生まれた感想や気が付いた技術事項をメモしました。
3 趣味活動に関する出来事
ブログ記事の下書きをほとんど書かなくなりました。直接投稿欄に書くようになりました。
ブログを「成果物」としてではなく、「日誌」として捉える思考が自分の中で定着してきたからです。
ブログにつけている翻訳ガジェットが、日本語パソコン以外の外国語パソコンではその外国語で表示されていることを知り、2年8か月ぶりに疑問が氷解しました。
参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年12月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
- 2015年をふりかえる
- ○鳴神山遺跡直線道路検討メモ
- ○鳴神山遺跡直線道路遺構の延長部画像解析 その2
- ○鳴神山遺跡直線道路遺構の延長部画像解析
- 学習 台地上の溝状古代道路の例
- 2015.12.26 今朝の花見川
- ○鳴神山遺跡道路遺構に対する疑問 4
- ○鳴神山遺跡道路遺構に対する疑問 3
- 2015.12.23 今朝の花見川
- ◇鳴神山遺跡道路遺構に対する疑問 2
- 鳴神山遺跡の古代馬牧遺構
- ○鳴神山遺跡最多出土墨書文字「大」と小字「大野」
- 2015.12.19 今朝の花見川
- 鳴神山遺跡道路遺構に対する疑問1
- 鳴神山遺跡作業図集サイト開設
- ◇鳴神山遺跡の出土道路
- ◇鳴神山遺跡発掘調査報告書の遺物記載方法
- 2015.12.14 今朝の花見川
- 鳴神山遺跡の出土土器検討着手
- ◇鳴神山遺跡から出土した瓦塔片
- 鳴神山遺跡の鉄製品出土状況
- 鳴神山遺跡の羽口等出土状況
- 鳴神山遺跡の銙帯出土状況
- 鳴神山遺跡の鉄鏃・刀子出土状況
- 鳴神山遺跡の紡錘車出土状況
- 2015.12.06 今朝の花見川
- ○◇地名「柏(カシワ)」語源の訂正
- ○◇GIS版古代郡郷分布検討図作成の可能性
- 千葉県GIS版大字分布図作成の技術的見通し
- 花見川で太鼓を敲く人
参考 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」の2015年12月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
- 2015年12月のふりかえり
- サハラの目
- モーリタニアの崖地形
- 異種情報の地理空間における突合せ
- ○私のお粗末・盲点論争
- ◇ニュージーランドの一般家庭書斎
- 自己紹介文章の修正
- アラスカの氷塊
- ◇アイスランドの地形
- 2015.12.18 花見川風景
- ○◇ブログ記事データベースの作成
- ブログの日誌化促進
- メタフィジカルな散歩
- ○ブログ記事にラベルを貼る
- エジプトの砂漠
- 2015.12.10 花見川風景
- ◇Google画像検索
- ドラッグ&ドロップによるBloggerブログの画像アップロード
- 2015年11月のふりかえり
- ◇不明人工地表模様
- 翻訳ガジェットの英語表示
- ブログ記事を書くための思考力の内部構造
4 2016年1月の活動イメージ
・鳴神山遺跡検討は区切りをつけ、船尾白幡遺跡や西根遺跡の検討に入りたいとおもいます。
・ブログ開設5周年にあたり、5周年をふりかえり、今後の活動について展望します。
花見川風景
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