ブログ花見川流域を歩く本編の2016.06.26記事「車持部と轆轤(ロクロ)地名」で地形断面図を作成しました。
しかし残念なことに、この地域では5mメッシュの整備が行われていませんでした。
しかたなく10mメッシュを使いました。
これまでこのブログでは5mメッシュを多用して地形の検討等に利用してきましたが、房総半島の中央部付近の地形の検討は初めてであったことに気が付きました。
関東地方の5mメッシュの整備状況
白抜き部分が未整備域
はじめて10mメッシュを利用して地形断面図を作成したので、その精度が5mメッシュとどの程度違ってくるのか、検討してみました。
車持部の活動した付近で5mメッシュと10mメッシュの双方が整備されている場所でテストしてみました。
地形断面図テスト線
5mメッシュと10mメッシュの地形断面図
尾根と谷の標高やその概形は似ています。
しかし5mメッシュの地形断面図では台地の平坦面や河岸段丘が適切に表現されているのに、10mメッシュでは単なる斜面として表現されてしまっています。
この地形断面図比較をみると、10mメッシュの地形断面図は地形の詳細を知るためには適切ではないことが判ります。
房総中央部の5mメッシュ空白域がいつか解消されることを願います。
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