1 ブログ「花見川流域を歩く」
●萱田遺跡群検討の第2ラウンド
萱田遺跡群の竪穴住居・掘立柱建物や墨書土器の検討に引き続き、第2ラウンドと称して鉄製品等の検討に入りました。
4遺跡の分厚い報告書を1ページ1ページ目を通して鉄製品の記述を見つけ、その情報を遺構別にカウントしてExcelに書きこむという根気のいる作業をしていわば自分のデータベースを作成し、データベースの情報を指標化して分析したり、分布図を描いたりして検討を深め記事を書いてきています。
発掘調査報告書における遺構・遺物等の記載は詳細を極めます。その詳細を極める情報に正面から立ち向かい、情報を自分なりに分析して、自分なりに遺跡意義のイメージを得るという活動方法が定着しそうな気がしてきています。
なお、ブログ「花見川流域を歩く」では、これまで草刈遺跡(旧石器時代)、上ノ台遺跡(古墳時代)などについて同じような活動を行ってきています。
●萱田遺跡群付近の開発前地形図の入手
測量成果の複製承認願いの手続きを行い、八千代市都市計画課から開発前の昭和38年測量1/3000地形図を入手することができました。
この地図を基図にして萱田遺跡群のゾーン別情報表示できるようになりました。
この基図を利用することにより、各遺跡の置かれた地形的位置が一目瞭然となり、またゾーン別情報の意味を非発掘地域との関係で考えることが可能となりました。
●指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の利用
萱田遺跡群の検討を進める中で、指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の使い勝手がとても良いことに気が付きました。
ものごとを比較する上で指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の有効性は大きいものがあると感じています。
●小字リストの著作権
小字リストの著作権に関する見解を株式会社KADOKAWAから聞くことができ、今後の活動の参考になりました。
●地名「香取」
埋め草記事で書いた「香取」の語源を調べる内に、自分なりに蓋然性の高い語源説を持つことができました。瓢箪から駒が出るという感じです。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
● Google earthに興味を深める
Google earthに関する記事が多くなっています。趣味活動上でもGoogle earth proを使う時間が増えています。
Google earth proが提供するコンテンツ(衛星・空中写真)の量・質とその使い勝手の魅力に引き寄せられています。
Google earth proで遊んでいるうちに自分の中に、何かが熟成するに違いないと感じています。
●ブログが興味種を定着させる機能を果たしている
ふと頭に浮かんだ、頭脳構造中の前後・左右・上下の思考と無関係な思いつき的興味を、番外編ブログに書くようになりました。
そのような興味の種は即興的に記事にします。
記事にすることによって、興味の種を定着させることができます。
一旦記事にすれば「あの時何かに興味を持ってワクワク感を感じたのだけれども、何にワクワクしたのか思い出せない。大切で役立つかもしれない興味であるという思考は思い出せるが…」という失念が無くなります。
3 ブログ活動に関する出来事
●旅行中にも関わらずブログ記事を欠かさず毎日アップできたという体験をしました。
参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
- 佐倉市史考古編
- 萱田遺跡群の鉄製品出土物 その3 鎌と穂摘具
- 萱田遺跡群の鉄製品出土物 その2 刀子
- ○掘立柱建物1棟あたり鉄鏃出土数による考察
- 萱田遺跡群における鉄鏃(槍)を伴う活動
- 萱田遺跡群の鉄製品出土物 その1 鉄鏃
- ○文書表現「カトリ」と発音表現「カントリ」の差異に着目する
- Google earthで地理院地図を使う
- 香取に関する超空想
- 市川市香取について
- ○萱田遺跡群付近の開発前地形が判る地図
- 萱田遺跡群の紡錘具 その2
- 萱田遺跡群の紡錘具 その1
- 2015.07.18 今朝の花見川
- 萱田遺跡群の主な墨書土器文字
- 「竪穴住居○軒当り□□数」指標でみる萱田遺跡群の特徴
- 萱田遺跡群検討の第2ラウンドに入ります
- メモ 小字語源の想像的検討例 八千代市井戸向
- メモ 地名として残る事象と残らない事象
- メモ 地名に関する想像的検討方法について
- ○小字リストの著作権
- ○◇大一(たいいつ)に関する情報収集
- 印旛における丈部一族に関する疑念
- 古代氏族「丈部」(ハセツカベ)と萱田地区の丈部一族
- ◇墨書土器にみえる丈部(ハセツカベ)一族
- 八千代市権現後遺跡出土墨書土器の文字意味(想定)
- 八千代市権現後遺跡は古代の土器生産工業団地
- 権現後遺跡の墨書土器と建物指標によるクロス評価
- 八千代市権現後遺跡の墨書土器出土状況
- ◇八千代市権現後遺跡の活動活発時期イメージ
参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。
- 小字 北海道、南海道、西海道、東海道
- 2015.07.30 花見川風景
- Google earthの舞台裏を垣間見る
- 佐倉地名研究会の研究図書「多輪免喜」が完結
- ○Earth View from Google Earthの立体表示
- 2015.07.26 花見川風景
- 趣味活動に働く過去・現在・未来の力
- ◇地図太郎PLUSで電子国土が使えなくなる
- 予期せぬ好記録達成
- 2015.07.20 花見川風景
- Earth View from Google Earthの遊び方
- リモートセンシング入門書をAmazonから510円で購入
- Google earthのリアルタイム雲画像
- 些細なBlogger画像テクニック
- 旅行に持参したキーボード
- 墨書土器と地名との関係に関する興味
- いまさらのPhotoshop基本機能活用
- ○Google earthの3Dビュー画像による実体視
- 2015年6月のふりかえり
- 識字率指標としての墨書土器出土数
- ○◇Google Chromeの新拡張機能「Earth View from Google Earth」
花見川風景
0 件のコメント:
コメントを投稿