2015年8月2日日曜日

2015年7月のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とブログ「花見川流域を歩く番外編」の2015年7月の活動についてふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
●萱田遺跡群検討の第2ラウンド
萱田遺跡群の竪穴住居・掘立柱建物や墨書土器の検討に引き続き、第2ラウンドと称して鉄製品等の検討に入りました。

4遺跡の分厚い報告書を1ページ1ページ目を通して鉄製品の記述を見つけ、その情報を遺構別にカウントしてExcelに書きこむという根気のいる作業をしていわば自分のデータベースを作成し、データベースの情報を指標化して分析したり、分布図を描いたりして検討を深め記事を書いてきています。

発掘調査報告書における遺構・遺物等の記載は詳細を極めます。その詳細を極める情報に正面から立ち向かい、情報を自分なりに分析して、自分なりに遺跡意義のイメージを得るという活動方法が定着しそうな気がしてきています。

なお、ブログ「花見川流域を歩く」では、これまで草刈遺跡(旧石器時代)、上ノ台遺跡(古墳時代)などについて同じような活動を行ってきています。

●萱田遺跡群付近の開発前地形図の入手
測量成果の複製承認願いの手続きを行い、八千代市都市計画課から開発前の昭和38年測量1/3000地形図を入手することができました。
この地図を基図にして萱田遺跡群のゾーン別情報表示できるようになりました。
この基図を利用することにより、各遺跡の置かれた地形的位置が一目瞭然となり、またゾーン別情報の意味を非発掘地域との関係で考えることが可能となりました。

●指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の利用
萱田遺跡群の検討を進める中で、指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の使い勝手がとても良いことに気が付きました。
ものごとを比較する上で指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の有効性は大きいものがあると感じています。

●小字リストの著作権
小字リストの著作権に関する見解を株式会社KADOKAWAから聞くことができ、今後の活動の参考になりました。

●地名「香取」
埋め草記事で書いた「香取」の語源を調べる内に、自分なりに蓋然性の高い語源説を持つことができました。瓢箪から駒が出るという感じです。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
● Google earthに興味を深める
Google earthに関する記事が多くなっています。趣味活動上でもGoogle earth proを使う時間が増えています。
Google earth proが提供するコンテンツ(衛星・空中写真)の量・質とその使い勝手の魅力に引き寄せられています。
Google earth proで遊んでいるうちに自分の中に、何かが熟成するに違いないと感じています。

●ブログが興味種を定着させる機能を果たしている
ふと頭に浮かんだ、頭脳構造中の前後・左右・上下の思考と無関係な思いつき的興味を、番外編ブログに書くようになりました。
そのような興味の種は即興的に記事にします。
記事にすることによって、興味の種を定着させることができます。
一旦記事にすれば「あの時何かに興味を持ってワクワク感を感じたのだけれども、何にワクワクしたのか思い出せない。大切で役立つかもしれない興味であるという思考は思い出せるが…」という失念が無くなります。

3 ブログ活動に関する出来事
●旅行中にも関わらずブログ記事を欠かさず毎日アップできたという体験をしました。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。

花見川風景

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