小字花輪と長作は狩猟民が最初に命名した地名であると考えています。
小字花輪と長作の概略分布
小字花輪と長作が狩猟民命名の小字であるという仮説の確からしさを高める活動(調査)を継続的におこない、少しづつ情報を集めて行くつもりです。
恐らく、地形それも氷期の地形との関係や狩猟方法との関係が焦点になると考えます。
現代人あるいは過去の住民(農民)が「花輪」や「長作」に抱いたイメージ・意味、あるいはそれに投影したイメージ・意味は、これらの地名の語源検討と全くといっていいほど関係がないことが明らかになると思います。
この仮説の確からしさが高まれば面白いことですし、逆にこの仮説を否定できる根拠となる情報を得ることができれば、それもまた面白いことです。
花輪はクラスター状になっているところもありますが、大局的には特定地域に偏在することなく、満遍なく分布します。地形との関係をみると台地縁に多く分布します。
長作は下総台地が狭まる野田市域付近には出現しません。それ以外の土地では分布がクラスター状になっているところもありますが、大局的には特定地域に偏在することなく、満遍なく分布します。地形との関係をみると内陸谷津との関わりがあるように感じます。
花輪と長作が同一大字に出現するのは1箇所だけです。
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