1 ブログ「花見川流域を歩く」
3月も2月に引き続き縄文土器学習に明け暮れました。記事に書いた主な学習項目は次の通りです。
ア 加曽利貝塚博物館企画展「あれもE これもE -加曽利E式土器(千葉市内編)-」展示土器の個別観察とまとめ
イ 縄文土器3Dモデル化
ウ 顔面付釣手形土器の観察と学習(伊那市立創造館)
エ 器台の3Dモデル化と用途考察
オ 隆起線文土器の観察(千葉県教育庁文化財課森宮分室)
カ 縄文土器絶対年代資料
キ 印旛沼堀割普請遺構の可能性
縄文土器知識ゼロから出発して、加曽利E式土器は何となくそれとわかるようになったので、自分自身で不思議です。企画展と自分の学習開始が重なったことはラッキーでした。
偶然観察できた伊那市創造館の顔面付釣手形土器はそれが出産に関係する土器であることを考察しました。
器台については3Dモデルを作成するとともにその用途を大麻蒸気気化装置と推定し、異形台付土器との関連を考察しました。
隆起線文土器の観察から何を得ることができるのか、模索中です。早朝散歩コースにある柏井橋工事現場の工事写真と関連情報を千葉市道路建設課から提供していただき、印旛沼堀割普請遺構である可能性を考察しました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
3Dモデル化技術に関する記事をメインして7記事を書きました。
大きな失敗を含む多数回の試験3Dモデル化作業を行いました。その結果として3Dモデル化技術を急速に向上させることができました。アレヨアレヨという間に条件が整えば3Dモデルが作成できるようになりました。
3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
早朝散歩記事を13記事書きました。
4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
3月は休載しました。
5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
2月に引き続き3月も休載しました。
6 3月活動の特徴
趣味活動の時間をほとんど全て土器学習に集中投下しました。
加曽利E式土器学習を軸にした活動の中から多様な土器興味を派生させることができました。
出産とか大麻炙りとか予期しないテーマが「あっち」から訪れてきてしまいました。避けるわけにはいきません。正面から受け止めました。
7 4月活動のイメージ
次の活動に取り組むこととします。
ア 草創期・早期土器の観察学習の進行
イ 土器学習意義の考察(土器学習から得るものを大きくする算段の思考)
ウ 一鍬田甚兵衛山南遺跡出土隆起線文土器の再閲覧と3Dモデル作成
エ 器台・異形台付土器の関係考察
オ 近隣縄文土器展示施設の訪問と縄文土器・遺物に関する見聞拡大
縄文土器に関連する見聞を広め、知識増大を目指していますが、単純にその活動を強化することには抵抗感があります。より高次の興味の中で知識増大をしっかりと位置付けることが趣味活動をより楽しむ鍵であると考えます。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年3月記事
○は閲覧が多いもの
- 縄文土器絶対年代推定
- 絡条体圧痕文土器の観察
- 縄文早期土器と前期土器の視覚的風合いの違い
- 隆起線文土器と共伴出土石器の観察
- ○印旛沼堀割普請遺構の可能性高まる
- 加曽利EⅡ式連弧文土器3Dモデル 千葉市荒屋敷貝塚出土
- 器台「大麻炙り台」仮説に関連する超空想
- 器台「大麻炙り台」仮説
- 顔面付釣手形土器と吉田敦彦「縄文の神話」
- 器台内側に残る櫛歯状工具の跡
- ○千葉市広ヶ作遺跡出土器台の3Dモデル観察
- 器台の内側を覗く
- 加曽利EⅡ式器台3Dモデル 千葉市中野僧御堂遺跡出土
- ○船橋市海老ケ作貝塚出土獣面把手土器3Dモデル
- 顔面付釣手形土器の発掘調査報告書を読む
- 安産直後を描写した顔面付釣手形土器
- 顔面付釣手形土器の解釈
- 顔面付釣手形土器の観覧
- 獣面把手土器3Dモデル
- ○176年前印旛沼堀割普請遺構か 花見川河床の列状パターン
- 「加曽利E式土器展」(加曽利貝塚博物館企画展)の感想
- 加曽利EⅡ式円文楕円形区画文土器の観察
- 加曽利EⅣ式小型深鉢などの観察
- 加曽利EⅣ式3単位波状口縁小型深鉢などの観察
- 加曽利E式土器の「口径/底径」値の考察
- 加曽利EⅣ式4単位波状口縁深鉢の観察
- 加曽利EⅢ式渦巻文深鉢その2の観察
- 加曽利EⅢ式渦巻文深鉢の観察
- 加曽利EⅢ~Ⅳ式両耳壺の観察
- 加曽利EⅢ式板状把手付土器の観察
- 加曽利EⅢ式浅鉢の観察
- 加曽利EⅢ式ひさご型土器の観察
- 加曽利EⅢ式把手付小型深鉢
- ○船橋市海老ケ作貝塚出土器台の観察
- 加曽利EⅢ式2段構成楕円区画文土器
- 加曽利EⅢ式渦巻文楕円区画文土器の観察
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年3月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年3月記事
顔面付釣手形土器
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