2022年9月7日水曜日

三角面化による問題解決

 最近、Blenderでオブジェクトを作成するようになり、ブーリアン差分を利用したものが増えています。ところが、ブーリアン差分を利用したオブジェクトを3DF Zephyr Liteにインポートすると造形が乱れて使うことができません。自分は3DF Zephyr Liteを3Dモデル操作のメインソフトとして使っていますから、大きな障害にぶち当たっていました。この1週間程悩んでいました。

そこで、本日心理的抵抗を乗り越えてイタリアの3DF Zephyr社にメールでアドバイスを求めたところ、数通のメールやりとりで、時間にして2時間程度で問題が解決しました。

問題はブーリアン差分ということではなく、3DF Zephyr Liteではメッシュが三角面化されたオブジェクトのみ正確に読み取ることができるとのことでした。早速オブジェクトを三角面化(Triangulate Faces)すると問題は氷解しました。


3DF Zephyr Liteに読み込んだ四角面オブジェクトと三角面オブジェクト

1年半前にも別の難問で3DF Zephyr社に問い合せして問題解決したことを思い出し、その時も今回もとても親切に対応してもらいました。3DF Zephyr社に感謝します。


2022年9月1日木曜日

2022年8月ブログ活動のふりかえり

 August 2022 blog activity retrospective


I looked back at my hobby activities in August 2022.

The activity was extremely concentrated on the 3D technology theme "3D modeling of archaeological survey maps". It has reached a higher level than the initially assumed "Nanchatte" 3D model. It's interesting, so I decided to continue this activity in September.


ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2022年8月活動をふりかえりました。

3D技術テーマ「考古実測図の3Dモデル化」に活動を極端に集中しました。当初自分が目指していたレベル(なんちゃって3Dモデル)よりも高いレベル(本格3Dモデル)に足を踏み入れたような実感を持っています。面白いので、この活動を9月も継続することにしました。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・8月の記事数は24です。

・2022.08.05記事「土偶装飾付土器(北杜市寺所第2遺跡)の再観察」と2022.08.13記事「サンダル状土製品の新解釈」以外の22記事は3D技術テーマ「考古実測図の3Dモデル化」に関する記事です。

・2022.08.05記事「土偶装飾付土器(北杜市寺所第2遺跡)の再観察」は北杜市教育委員会から提供していただいた写真を使った土偶装飾付土器に関する観察・考察記事です。

・2022.08.13記事「サンダル状土製品の新解釈」はサンダル状土製品が丸木舟のミニチュアかもしれないという新解釈を述べました。網走市立郷土博物館分館「モヨロ貝塚館」に展示されている船形土製品の写真に触発された新解釈です。

・3D技術テーマ「考古実測図の3Dモデル化」は有吉北貝塚北貝層、有吉北貝塚竪穴住居内炉、大膳野南貝塚炉穴、大膳野南貝塚屋外漆喰炉を対象に、Blender操作技術を逐次習得しながら3Dモデル化作業を行いました。Blender操作技術習得が進むにしたがって、合理的な作業方法に改善されています。

・当初は「なんちゃって3Dモデル」で終わっても、自分の学習に役立つものならばそれでよいと思っていました。しかし、Blender操作技術習得が進むに従って、段々と「なんちゃって3Dモデル」から脱却して本格3Dモデルづくりに移行出来るかもしれいないという欲が出てきました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」

・7月ふりかえり記事1編だけです。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事1編だけです。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」

・休載となりました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」

・休載となりました。

6 2022年8月活動の特徴

・3D技術テーマ「考古実測図の3Dモデル化」に活動を極端に集中しました。Blender操作技術習得は失敗とつまづきの連続でした。その詳しい経緯は2022.08.31記事「失敗だらけのBlender作業」にメモしました。

・当初作っていた3Dモデルより質の高い3Dモデル作成が出来そうになりつつある感覚が生まれています。

7 2022年9月趣味活動の展望

2022年9月は3D技術テーマ「考古実測図の3Dモデル化」を継続して推し進め、まとめる(区切りをつける)月とすることにします。10月以降の活動ではこの3D技術を活用して考古遺構・遺物の観察と考察を深め、学習活動の質レベルアップを目指します。

8 9月のブログ運用について

8月と同様にブログ「花見川流域を歩く」に技術習得記事も含めて投稿することにします。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2022年8月記事 〇は特に閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2022年8月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2022年8月記事


2022年8月Sketchfabに投稿した3Dモデル全23点


2022年8月YouTubeに投稿した動画全16点


2022年8月ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した全画像122点


2022年8月3日水曜日

2022年7月ブログ活動のふりかえり

July 2022 blog activity retrospective

I looked back on the July 2022 activities of the blog “Walking in the Hanami River Basin” and its family blog.
Focusing mainly on the pottery exhibited at the Yamanashi Prefectural Museum of Archeology Special Exhibition "The Jomon People Drawing Hearts", I was enthusiastic about expressing the results of pattern observation by coloring the 3D model itself.

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2022年7月活動をふりかえりました。
山梨県立考古博物館企画展「心を描く縄文人」展示土器を主対象として、文様観察結果を3Dモデルそのものに色塗りして表現する活動に熱中しました。3Dモデルそのものに色塗りする技術を獲得できたので、その技術を大いに楽しんだ1ヵ月となりました。
1 ブログ「花見川流域を歩く」
・7月の記事数は23です。
・山梨県立考古博物館企画展「心を描く縄文人」に展示された人面土器について興味をおぼえ、3Dモデル観察を6月から継続して来ています。この中で、「今福利恵(2019):勝坂式土器における動物文様と人体表現、研究紀要35 山梨県立考古博物館・山梨県埋蔵文化財センター」を入手して熟読したことが契機となり、出産文土器と言わるものが出産とは無関係な動物文土器であることを知るなど、最新知識を入手しました。この最新知識に基づく土器観察結果を3Dモデル塗色技術で表現しました。土器そのものの観察と3Dモデル塗色技術獲得の双方を大いに楽しみました。なお、企画展学習は7月で区切り、そのまとめ記事を7月26日に書きました。
・7月9日と7月24日に山梨県立考古博物館主催講座をオンライン受講しました。
・「発掘調査報告書各種実測図の3Dモデル化」活動を始めることとし、その端緒記事を2編書きました。
2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
・3Dモデル技術関連記事など4編を書きました。
・番外編記事としてそのフォルダーに作成したデータを、気が付いたら無意識的に本編に投稿していたことがありました。本編は対象物そのもの興味、番外編は技術に関する興味という区分が活動が進む中で意味を失いつつあります。
3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
・早朝散歩記事5編を書きました。
4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
・休載となりました。
5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
・休載となりました。
6 2022年7月活動の特徴
・7月の活動では、展示土器3Dモデル観察が最新論文学習と3Dモデル技術向上により特段に深まりました。学習活動をより充実させるためには次の要素が大切であることを認識させられました。
1 (興味深い多数の)対象物3Dモデル
2 (質の高い論文等に触発された)的確な問題意識
3 (問題意識を深めることが可能な)3Dモデルの最新解析表現技術
7 2022年8月趣味活動の展望
・土器学習の次の大きなテーマとして有吉北貝塚発掘調査報告書学習への復帰を考えています。その準備活動として、発掘調査報告書掲載実測図の3Dモデル化技術習得を8月趣味活動のメインテーマとすることにします。
・8月は割り切って、対象物への興味をメインとするのではなく、紙情報の3Dモデル化技術習得をメインとします。
・3Dモデル化技術習得活動では専門ソフト操作技術習得など自分にとって大きな意味があるけれども、ブログ読者にとってはあまり興味の湧かない項目についてもブログ記事にすることにします。それは次の2つの意味からです。
1 私が興味をおぼえた技術習得項目とは考古問題意識と密接に結びついているから興味をおぼえたのです。従って私の興味技術は単なる一般パソコン技術、汎用技術ではなく、考古取組に役立つものです。個々の記事では技術と考古問題意識との関係をどれだけつまびらかにできるかは今は不明ですが、専門ソフト操作技術習得も積極的に情報発信することにします。
2 あるまとまった活動をブログ記事にすることにより、自分の活動を確認して区切り、次のステップに進めることが可能です。ブログ記事投稿が趣味活動にリズムを与え、推進するパワーになります。
8 当面のブログ運用について
・8月のブログ記事はBlenderなどの専門ソフト操作技術習得記事がメインになりそうです。これらの記事は自分の問題意識(有吉北貝塚発掘調査報告書学習)と密接不可分に結びついているものです。これまでのブログ運用ではこれら技術記事は番外編に投稿することになります。しかし、技術習得と有吉北貝塚学習問題意識は密接に関連しているので、機械的に本編と番外編に記事を割り振っていると、自分の活動がweb世界では分裂してしまうような印象を持ちます。そこで、当面は実測図3Dモデル化技術習得記事はその内容が技術断片的なものであっても全て本編に投稿することにします。
・なお、時間資源管理の視点からブログ「世界の風景を楽しむ」、ブログ「芋づる式読書のメモ」を当面休載とし、関連記事があれば本編に投稿することにします。
参考
ブログ「花見川流域を歩く」2022年7月記事 〇は特に閲覧の多いもの。
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2022年7月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2022年7月記事

2022年7月Sketchfabに投稿した3Dモデル全17点

2022年7月YouTubeに投稿した動画全12点

2022年7月ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した全画像111点

2022年7月25日月曜日

UV展開適合再生成テクスチャ画像の調整

 Regeneration of texture image suitable for UV unwrapping


When UV unwrapping a Jomon pottery 3D model created with photogrammetry, I have found that marking the appropriate seams can significantly reduce the distortion of the regenerated texture image. This will improve the accuracy of texture image editing.


フォトグラメトリで作成した3Dモデルのテクスチャ画像は一般に人が判読不能であり、当然ながらそのテクスチャ画像編集はできません。しかし、3DF Zephyr Liteで作成したフォトグラメトリ3DモデルはBlenderでUV展開すれば、それに適合したテクスチャ画像を再生成できます。

これまで試行的に作成したUV展開適合再生成テクスチャ画像はゆがみが大きかったので、それを小さくするための技術検討を行いました。

結果として、BlenderでUV展開する時に、シームのマークを適切に行えば、画像ゆがみをかなり軽減できることを突き止めました。これによりテクスチャ画像編集の精度が向上します。


UV展開適合再生成テクスチャ画像のゆがみと編集

なお、自分の作成した3Dモデルの撮影環境はガラス面越しという劣悪環境のものがほとんどであり、3Dモデルとして完結していないものばかりであるためか、同じ位置にシームをマークしても個体の反応(再生成されるテクスチャ画像のパターン)はかなり異なります。

今後シームのマークをどのようにしたら良いか、さらに検討を深めることにします。

参考 動物意匠文付土器(勝坂Ⅲ式)(船橋市ユルギ松遺跡) 観察記録3Dモデル(動物文塗色)
抽象ヘビ文には仔ヘビと出産口も描かれています。カエル文の手は2つ指で描かれています。胴部中央の縦線は背を表現しています。後ろ足は長い足が折りたたまれている時、短く見える様子が誇張されています。この土器はヘビとカエルが対峙する土器です。


参考 動物意匠文付土器(勝坂Ⅲ式)(船橋市ユルギ松遺跡) 観察記録3Dモデル(動物文塗色)の動画


2022年7月20日水曜日

自分の5ブログの一括検索

 Bulk search for my 5 blogs


I learned from Google Search that it is possible to perform a batch search for 5 blogs that I operate. I tried it and found that it was very useful for my activity. At the same time, my past hobby activities, which had diminished interest, revived vividly in my brain.


Google検索で、自分が運用しているブログ5つの一括検索が可能であることを知りました。試してみたところ自分の活動にとても役立つことを確認しました。同時に、興味が薄まっていた過去趣味活動が脳内で鮮やかによみがえりました。


1 複数ブログの一括検索方法

次のテキストを検索コマンドとして検索窓に投入すると複数ブログ(サイト)の一括検索が可能です。

「キーワード site:aaaaa.com OR site:bbbbbb.net OR ccccccc.jp・・・」

キーワードを検索したい言葉に直し、https://aaaaa.comならsite:aaaaa.comのように直します。ORは半角大文字で、ORの前後は半角スペースです。

2 ブログ花見川流域を歩くとそのファミリーブログの一括検索

ブログ花見川流域とそのファミリーブログは次の記事数になっていて、相互に関連した記事が掲載されています。

ブログ 花見川流域を歩く 記事数3567(2022.07.20現在、以下同じ)

ブログ 花見川流域を歩く番外編 記事数787

ブログ 花見川流域を歩く自然・風景編 記事数1036

ブログ 世界の風景を楽しむ 記事数242

ブログ 芋づる式読書のメモ 記事数151

この5ブログを一括検索するには次のテキストをGoogle検索窓に投入します。(キーワード部分を検索したい言葉に変更します。)

キーワード site:hanamigawa2011.blogspot.com/ OR site:hanamigawa2015.blogspot.com/ OR site:hanamigawa2016.blogspot.com/ OR site:sekainohuukei.blogspot.com/ OR site:imoduru.blogspot.com/

3 ブログ花見川流域を歩く等5ブログの一括検索結果


キーワード:人面土器

検索結果 画像

323件がヒットしています。

過去に利用した画像を再利用しようとするとき、ブログ内検索では一覧表示されないことと、複数のブログをそれぞれ検索する必要があったのですが、一括検索で画像再利用の手間が極端に効率化しそうです。ツールから時間で区切って(1年以内など)検索することもできます。

なお、最近学習した記事の画像に混じって過去に学習した墨書土器の人面も散見されます。今の自分には忘れていた人面土器であり、刺激を受けます。

さらに「3Dモデル」とか「縄文時代」とかのサブキーワード検索も勝手につくられていて、場合によっては検索で活きる機能になるかもしれません。


キーワード:GigaMesh Software Framework

検索結果:画像

フリーソフトGigaMesh Software Frameworkには縄文土器学習で本当にお世話になっています。


キーワード:貝塚

検索結果:画像

時間:1年以内

今は貝塚学習から遠ざかっていますが、1年以内にこれだけの学習をしているという事実に向き合うと、また新たな学習意欲が湧いてきます。


キーワード:ツタンカーメン

検索結果:画像

海外の興味も大事にしたいと思います。


キーワード:切手

検索結果:画像

1年前に趣味活動に加わったジャンルですが、こうして記事一覧を画像でみると、考古学切手収集が持続しそうな予感がします。


キーワード:小崖

検索結果:画像

花見川流域の微地形を観察していた初期趣味活動が懐かしくなります。


キーワード:イナウ

検索結果:画像

サブキーワード:西根遺跡

木製品出土物の閲覧観察機会を得た貴重な体験を多数記事にしました。


キーワード:弁天橋

検索結果:画像

今も毎朝、弁天橋からの日の出風景撮影が日課となっています。


2022年7月16日土曜日

双眼突起付土器のUV展開とテクスチャ画像再生成

 UV unwrapping and texture image regeneration of pottery with binocular protrusions


It is now possible to UV unwrapping a 3D model of pottery with binocular protrusions and regenerate a texture image that matches the unwrapping. This technology also allows 3D models of pottery with binocular protrusions to edit texture images in Photoshop.


双眼突起付土器3DモデルをUV展開して、その展開と適合するテクスチャ画像再生成ができるようになりました。この技術により、双眼突起付土器3Dモデルもテクスチャ画像をPhotoshopで編集できるようになりました。

1 テスト対象3Dモデル

顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡)観察記録3Dモデル(https://skfb.ly/ouWWu)をテスト対象としました。


顔面把手付大深鉢(伊那市月見松遺跡)

この土器には胴部に双眼突起が2つ、顔面把手に双眼突起が1つ、トンネル状中空構造が1つあります。

2 シームの設定

・土器の縦方向にシームをいれ、土器全体が平面になるようにしました。

・3つの双眼突起が描く中空部分をなくすようにそれぞれシームを入れて出っ張った部分を土器から切り離しました。切り離したチューブ状の構造にもシームを入れ、平面展開できるようにしました。

・顔面把手を土器本体から切り離し、中空パイプ状構造にシームを入れるとともに必要なシームを入れて平面になるようにしました。


シーム設定の様子

3 UV展開とそれに適合したテクスチャ画像再生成

UV展開したobjファイルを3DF Zephyr Liteに「UVマップ付きメッシュを入力」して、その3DF Zephyr Liteからobjファイルを書き出すと、そのテクスチャ画像はUV展開に適合した画像になります。


UV展開前テクスチャ画像とUV展開後に再生成したテクスチャ画像

参考 Unwrapping a texture generated by 3DF Zephyr

4 3Dモデル直接ペイントからPhotoshop編集へ

3Dモデルにペイントする場合、UV展開してそれに適合したテクスチャ画像再生成が出来る前は、仕方がないので3Dモデルに直接ペイントしていました。Blenderのテクスチャペイント機能を使います。Blenderのテクスチャペイント機能は原始的であり、精細な作業ができません。また修正もできません。しかし、テクスチャ画像をPhotoshop(あるいはillustratorなど)で編集できるようになると作業の精度が上がるとともに作業が効率化します。


3Dモデル直接ペイントとPhotoshop編集の比較

鋭角が含まれる図形はBlenderの機能で描くこと困難です。


2022年7月1日金曜日

2022年6月ブログ活動のふりかえり

 June 2022 Review of blogging activities


I looked back on the activities of the blog "Walking in the Hanami River basin" and its family blog in June 2022.

The main activity in June was to observe the pottery exhibited in the Yamanashi Prefectural Archaeological Museum exhibition "Jomon people who draw the heart" with a 3D model. I became interested in pottery with human face decoration, and it became an activity that I never got tired of.


ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2022年6月活動をふりかえりました。

山梨県立考古博物館企画展「心を描く縄文人」展示土器の3Dモデルによる観察がメインとなりました。人面装飾付土器に興味が湧き、飽きることがない活動展開となりました。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・6月の記事数は27です。

・山梨県立考古博物館令和4年度春季企画展「心を描く縄文人 -人面・土偶装飾付土器の世界-」を6月1日に述べ5時間半にわたって観覧・写真撮影しました。この写真に基づいて展示土器の3Dモデルを作成し、さらにGigaMesh Software Frameworkで展開写真を作成して、3Dモデルをじっくり観察し、そのメモを順次記事にしました。

・6月18に山梨県立考古博物館主催講座「煮炊きに使われない縄文土器」(講師:山梨県埋蔵文化財センター岩永祐貴先生)もオンライン受講して、企画展内容とも絡めて参考になりました。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」

・3Dモデル技術関連記事など4編を書きました。

・国際的に有名な3Dモデル掲載サイトSketchfabの文化財担当者Thomas Flynnさんからノイズ除去に関する技術アドバイスをいただきました。それをきっかけにノイズ除去工夫をいわば強制的に考慮するようになったことは、自分にとって意義のあることです。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」

・早朝散歩記事6編を書きました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」

・1記事を書きました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」

・1記事を書きました。

6 2022年6月活動の特徴

・5月で加曽利E式土器学習を区切ることができ、6月から心機一転、別の対象物学習を想定していました。しかし6月1日に山梨県立考古博物館企画展を観覧することにより、再び縄文土器学習に集中することになりました。加曽利E式土器とその文化(貝塚文化)を理解するにはどうしても中部高地の土器と文化を知ることが必須です。ですから、あまり迷いなく、6月は人面装飾付土器学習に集中しました。山梨県立考古博物館企画展との出会いは自分には偶然の出来事ですが、偶然とはなんと素晴らしいできごとなのでしょうか。

7 2022年7月趣味活動の展望

・山梨県立考古博物館企画展学習を7月中に区切れるように収束していくことにします。

・1年間中断して懸案となっている有吉北貝塚学習に再度チャレンジするきっかけをつくることにします。

・展示館の観覧を増やすことにします。

・3Dモデル作成技術向上に、より一層注力することにします。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2022年6月記事 〇閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2022年6月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2022年6月記事

ブログ「世界の風景を楽しむ」2022年6月記事

ブログ「芋づる式読書のメモ」2022年6月記事


2022年6月Sketchfabに投稿した3Dモデル全22点


2022年6月YouTubeに投稿した動画全22点


2022年6月ブログ「花見川流域を歩く」投稿記事に掲載した全画像101点



2022年6月25日土曜日

3Dモデルのノイズ緩和について

 About noise mitigation of 3D model


When I posted a 3D model to Sketchfab that couldn't completely remove noise due to its complicated three-dimensional shape, I received noise removal technical advice from Mr. Thomas Flynn, the cultural property manager of Sketchfab. With that as a trigger, I tried noise reduction measures.


立体形状が複雑なためノイズ除去しきれなかった3DモデルをSketchfabに投稿したところ、Sketchfab文化財担当Thomas Flynnさんからノイズ除去技術アドバイスをいただきました。それをきっかけにノイズ軽減策を試行しました。

1 展示縄文土器のフォトグラメトリで必然的に発生するノイズ

ショーケースにガラス面越しに展示されている縄文土器をフォトグラメトリで3Dモデルにすると、ほとんどの場合ノイズ(白色部)が発生します。カメラ視線が届かないところがあるので仕方がないことです。3Dモデルを調整する際にできるだけノイズを除去します。しかし対象物が複雑な立体形状の場合はノイズ除去が技術的に困難です。また、ノイズ除去で3Dモデルがあまりにも不自然になることもあります。さらにノイズ除去に要する時間もバカにならないので、学習進行の都合上、ノイズ除去に徹底するという事に関して妥協することもあります。3Dモデル作成が主目的の活動ではなく、3Dモデルはあくまでも学習素材にすぎないのですから当然です。

2 鑑賞対象ではなく観察対象としての3Dモデル

私の3Dモデル作成は鑑賞対象としてのモデル作成ではなく、学習観察対象としてのモデル作成です。ですから、ノイズが存在していてもノイズとわかればよいので、あまり気にしないで来ました。モデルの名称も「観察記録3Dモデル」で統一して、鑑賞対象としてのモデルではないことを明確にしています。

3 Sketchfab文化財担当Thomas Flynnさんからのアドバイス

Sketchfabに「人面装飾付深鉢形土器(笛吹市一の沢遺跡) 観察記録3Dモデル」を投稿したところSketchfab文化財担当Thomas Flynnさんからつぎのようなアドバイスをいただきました。

「Thank you for sharing! I wonder if you could try using the 'select points by colour' tool in 3DF Zephyr to remove the white & orange geometry from this scan before creating a mesh: 3dflow.net/technology/documents/3df-zeph...Just an idea :)」

把手中空部分の稜線部に白いノイズが見えていて、あまりに不格好なので、見るに見かねてアドバイスしていただいたものと推察します。見よう見まねで3Dモデル作成に取り組んでいる異国高齢者にわざわざアドバイスしていただいたThomas Flynnさんに感謝感謝です。

人面装飾付深鉢形土器(笛吹市一の沢遺跡) 観察記録3Dモデル

4 ノイズ軽減の技術的取組

早速、次のようなノイズ軽減の技術的取組をしてみました。

4-1 3DF Zephyr チュートリアルの色指定によるノイズ削除(不成功)

Thomas Flynnさんご指摘の3DF Zephyr チュートリアルを読むと、色指定により指定部分メッシュを削除できます。それを試してみました。スポイトツールでノイズの白を指定すると、ノイズ以外の部分も含めて範囲指定されてしまいます。詳しくは省略しますが、いろいろ条件を替えてもノイズだけを範囲指定することは困難でした。

4-2 テクスチャ画像色塗りによるノイズ軽減(不成功)

ノイズ部分の白色部をグレーなどに色塗りすればノイズの不格好さが軽減すると考え、objファイルのテクスチャ画像色塗りを試みてみました。

現在のテクスチャ画像は人が判断できない複雑なものであるため、objファイルをUV展開して、人が見て対象が判るテクスチャ画像をつくり、そのテクスチャ画像でノイズ部分の色塗りをしたいと思い試みました。この方法は一般の縄文土器では既に実用しています。(2022.05.25記事「縄文土器3Dモデルに直接描画」)

結果はUV展開したモデルにテクスチャ画像を再度投影することが出来ませんでした。


シームを使わない場合のテクスチャ再投影3Dモデル

土器全体のテクスチャ再投影が出来ていません。


4つの把手にそれぞれシームを入れた時のテクスチャ再投影3Dモデル

把手部分だけテクスチャ再投影が出来ていません。

結果としてUV展開によるテクスチャ画像色塗りはできませんでした。

ドーナツ状中空部が複雑に入組む把手について、そのUV展開のためのシームの入れ方を工夫すればこの方法は成功すると考えられますが、この方法開発は後日の課題とすることにします。

4-3 3Dモデルに対する直接色塗り(一応成功)

Blenderで3Dモデルのノイズ部分に直に色塗りして、ノイズ影響を軽減する策を実施しました。ノイズにそのまま色を塗ると不自然になるので、「乗算」で色を塗り、不自然観を軽減しました。色は茶系統を含めて幾つか試しましたが、グレーを使いました。グレーがノイズ軽減とその部分がノイズであるという表示の双方のバランスに優れていると感じました。

ノイズ有3Dモデルとノイズ軽減3Dモデルの対照モデル


ノイズ有3Dモデルとノイズ軽減3Dモデルの対照モデル画像


ノイズ有3Dモデルとノイズ軽減3Dモデルの対照モデルの動画

ノイズの影響はかなり軽減することができました。

5 感想

私自身は、学習資料としての3Dモデルでは多少のノイズを許容しても良いかと考えています。しかし、その3DモデルをSketchfabというメディアに掲載して、極端にいえば世界各地の人々に見せています。世界各地の人々(私のSketchfab投稿3Dモデルにいいねをクリックしてくれる人々)はほとんどの人が鑑賞対象としての3Dモデル作成者です。そういう状況を客観視すると、自分自身はいくら観察記録3Dモデルであると主張するにせよ、世界各地の3Dモデル愛好者にたいするマナーとして、出来るだけ完成度の高い3Dモデル、鑑賞に耐えうる3Dモデル作成に留意することが大切であると思います。Thomas Flynnさんのコメントに感謝です。



2022年6月18日土曜日

ロジクール高機能マウスの保証交換

 Warranty replacement for Logicool high-performance mouse


The Logicool High Performance Mouse MX MASTER 3 purchased in September 2020 suddenly became unchargeable. I received a warranty replacement from Logicool one week later. Thank you for Logicool's response.


2020年9月に購入したロジクール高機能マウスMX MASTER 3が突然充電出来なくなりました。ロジクールのサポートサイトを見ていろいろ試したけれども解決できませんでした。内蔵バッテリーが完全にダメになったようです。既に1年9ヵ月使用したものですが、確かロジクールの保証期間は2年間だと思い出しました。早速、保証書を見つけ出すと、確かに2年間と書いてあります。領収書が見つからないのですが、Amazonから購入したような記憶があるので、Amazonの購入履歴をみると、なんと注文書(領収書)をダウンロードできました。そこで、ダメモトで保証交換手続きをしてみました。そうしたところ、なんと1週間後に新品を送ってもうらことができました。ロジクールに感謝感謝です。

…………………

保証交換の経緯

6/11 ロジクールweb画面からサポート要請(保証請求)

・不具合の症状

・シリアル番号

・製品注文書(Amazon)、保証書貼付

6/12 ロジクールからのメール

解決策の提示があり、それを試してほしい旨の連絡。

6/13 当方からメール発出

解決策を試した結果送付。

6/14 ロジクールからメール

製品の送付先を教えてほしい。

6/14 当方からメール発出

送付先連絡

6/15 ロジクールからメール

保証交換の手続きに入った旨の連絡。

6/18

保証交換品の到着

…………………

ロジクールの保証は親切で優れているとwebで何回も読んだことがありますが、まさに素晴らしい対応をしていただきました。ロジクールに感謝します。


中央が保証交換品として到着したもの

右は故障品

左は左手用マウス(有線)

趣味のパソコン作業(3Dモデル作成など)で右手が腱鞘炎気味になって(だからマウスも使い過ぎたのかも)、現在は主に左手マウスで作業しています。ロジクールから左手用マウスが出ていれば購入したいのですが、出ていないようです。


2022年6月8日水曜日

ブラウザの復元

 Browser restore


I learned that even if you accidentally quit the browser (and tabs), you can restore it to its original state with the shortcut key Ctrl + Shift + T. Convenient. I confirmed it with chrome and edge.


ブラウザを間違って終了してしまい、元のwebページを探したり、ログインし直したりして面倒なことが生まれることが時々あります。ところがこのような不都合をカバーするショートカットキーの存在を知りましたので、試してみました。とても便利なのでメモしておきます。chromeとedgeで試して同じ機能であることを確認しました。


誤って終了したブラウザのタブやブラウザそのものを復元するショートカット

1 ブラウザのタブ

ブラウザのタブを誤って終了した場合、その場でCtrl+Shift+Tを押すとタブが復元します。ログインしていたならばその状態で復元します。

Ctrl+Shift+Tを複数回押すと、それまでに終了していたタブが次々に復元します。

2 ブラウザ

ブラウザを誤って終了した場合、ブラウザを再度立上げてCtrl+Shift+Tを押すと終了した状態のブラウザが復元します。