次の絵はGoogle earth で花見川堀割(柏井付近)の地形を3D表示したものです。
Google earth 地形の3D表示
花見川堀割(柏井付近)
私が、このような画像を自由にみることができることに気が付いて驚いたのは、つい2年程前のことでした。
ブログ花見川流域を歩く本編2013.011.19記事「Google Earthの3D表示」参照
凹凸がエッジの効いた表現でないことや橋などが垂れ下がっているのはご愛嬌だと思っていました。
ところが、Google earth のレイヤ機能の「建物の3D表示」にチェックを入れると、次のような絵が現れました。
Google earth 建物の3D表示
花見川堀割(柏井付近)
思わず声を出して驚きました。
予想していた建物を単純に灰色長方体で表現した絵が現れると思ったら、何とおとぎの国のような風景が現れました。
樹木が立体的に表現されています。
高圧線鉄塔も立体で表現されています。
柏井橋や水管橋も正しく表現されています。垂れ下がっていません。水管橋のトラスも不自然さがありませんから、写真から立体性を構築していることが確認できます。後から手で書きこんだものではないようです。
さらに1戸1戸の住宅や建物も全て写真から立体性を構築しています。
樹木が立体表現されるので、崖林が立体表示されることにより、地形がエッジの効いた表現に変化しています。
Google earth の技術進化にただただ驚くばかりです。
少し視点を移動して高度を上げた例を示します。
Google earth 地形の3D表示
花見川堀割(花島付近)
Google earth 建物の3D表示
花見川堀割(花島付近)
次の絵は萱田遺跡群のゾーンをGoogle earth で表現したものです。
萱田遺跡群ゾーン表示
Google earth による
この絵を建物の3D表示にして、ゾーン表示を標高30mの高さに建物のように表示すると次のようになります。
萱田遺跡群ゾーン表示 建物の3D表示
Google earth による
ビルなどの建物とゾーンとの関係を立体的に把握できます。
人工改変が進んだ土地における歴史考古情報の表示の仕方として、このような方法は「有り」だと思います。
世の中の技術進化の加速に驚きます。
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