2015年9月14日月曜日

原始的手作業によるGoogle earth 立体グラフ

Google earth に立体グラフを描くGE-Graphというフリーソフトがあり、今後その活用を考えたいと思っています。

GE-Graphデモ画面
http://www.sgrillo.net/googleearth/gegraph.htmから引用

Google earth に立体グラフを描くと視野の広い思考ができると考えますので、GE-Graphが使いやすいソフトであることを願っています。

この記事では原始的手作業によりGoogle earthに立体グラフをつくってみた結果をメモします。

次の平面図はブログ花見川流域を歩く2015.09.13記事「鳴神山遺跡の竪穴住居1軒あたり墨書土器数」に掲げた参考図です。

参考 竪穴住居1軒あたり墨書土器数グラフの分布

この平面グラフ分布地図は地図太郎PLUSのグラフ表示機能(CSVデータ結合)で作成したものです。

このグラフをGoogle earthで立体グラフ表示してみました。

Google earth 立体グラフ 例1

遺跡の平面図形を立体表示し、その高さを「竪穴住居1軒あたり墨書土器数」に比例させて表現しています。

作成の手順は、Google earthでポリゴンを描く→ポリゴンのプロパティの標高で「海抜」を採用しmを記入し、「側面を地面に延長」にチェックを入れるだけです。

Google earth の利点は視点の位置・高度・仰角を自由に変更できることです。
自分が表現したいイメージに合せて視点の位置・高度・仰角を調整できます。

Google earth 立体グラフ 例2

Google earth 立体グラフ 例3

思い切って空間的視野を拡げることが可能ですから、それにしたがって思考上の地理空間も広げることができます。思考上の地理空間が広がると多様な連想が発生する可能性が高まります。

資料の制約(例 千葉県内のデータだけを使って検討していることが持つ制約など)に気が付くこともできます。

Google earth 立体グラフ 例4
青オーバーレイは下総国領域

自分のブログで扱っている諸情報をできるだけ早く最小限のエネルギーでGoogle earth立体グラフ表示できるようにしたいと思います。

自分の思考が大いに刺激されることになると思います。

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参考
Google earthに描いたポリゴンをkmlファイルに書き出し、そのkmlファイルを編集すれば自在にポリゴンの高さを変更できるのではないかと考えました。
エディタでkmlファイルを見たのですが、それは甘い考えであることがわかりました。
kmlファイルではポリゴンを構成する多数のポイント毎に標高値を記入しているので、それ全部を変更する必要があり、標高の変更は簡易な作業ではできないないことがわかりました。

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