2020年2月24日月曜日

GigaMesh Software Frameworkで作成した縄文土器展開写真に立体性を与える方法

GigaMesh Software Frameworkで縄文土器3Dモデルから作成した展開写真に立体性を与える方法をメモします。
試行錯誤状況の中で、現在は次のFが最も立体視認性がよいです。

GigaMesh Software Frameworkで作成した縄文土器展開写真に立体性を与えるプロセス
画像は加曽利貝塚博物館企画展展示 加曽利EⅢ式深鉢(佐倉市内田端山越遺跡)企2

1 素テクスチャモデル画像をPhotoshopでハイパスフィルター処理すると素画像より立体視認性のよい画像ができます。 C

2 素テクスチャモデル画像と素ソリッドモデル画像をオーバーレイすると素画像より立体視認性のよい画像ができます。E
オーバーレイの方法(描画モード)は個別画像により適切なものを選びます。Photoshopには通常以外に26の描画モードがあります。例では描画モード「リニアライト」を使いました。

3 素テクスチャモデル画像と素ソリッドモデル画像を共にハイパスフィルター処理して、その画像をオーバーレイすると素画像より立体視認性のよい画像ができます。 F
オーバーレイの方法(描画モード)は個別画像により適切なものを選びます。例では描画モード「乗算」を使いました。

立体視認性の出来ばえはFが最もよく、F>E>C>Aの順になります
立体視認性のよい縄文土器展開写真を用意できれば、表面の黒い色などに惑わされないで沈線と隆起線の様子がよくわかり、観察が効率的かつ快適にできます。

次にA→C→E→Fの順番に展開写真を並べてみました。

A

C

E

F

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