2015年8月17日月曜日

四街道市における小字位置情報の取得

ブログ花見川流域を歩く本編の2015.08.17記事「小字DB活用効果の展望 2(例 白幡)」を書くために、四街道市域の3つの小字の正確な位置を知る必要が生じました。

しかし、四街道市域の整理された小字分布図は存在していないため、小字の位置は戦中に発行された「土地宝典」により解読するしか方法がありません。
ブログ花見川流域を歩く本編の2015.05.26記事「紹介 千葉県土地宝典」参照

そで、土地宝典のページをスキャンして、その画像をIllustrator上で簡易接合してみました。

Illustrator上で簡易接合した土地宝典3ページ

この接合画像と戦前測量旧版1/25000地形図を目で照合して、小字の中心位置を地形図にプロットしました。

地形図にプロットした小字中心位置

四街道市域においては、土地宝典を使って小字中心位置をプロットすることが原理的に可能であることを確かめることができました。

原理を確かめることが出来れば、あとはその効率化、正確化は今後順次取り組むことが可能となります。

現在「角川地名大辞典千葉県」附録小字一覧の電子化を進めていて、それを下敷きにして、追々情報を最新版に改め、オリジナルな小字データベースをつくろうとしています。

そのオリジナルな小字データベースでは位置情報を掲載して、GISで使えるものを目指しています。

そのためには小字分布資料が存在していない市町村でいかに小字位置情報を取得するかということが重要な課題となりますが、四街道市のような方法を使えば可能であることがわかりました。

なお、小字の境界線を地図にプロットすることはあきらめることになりそうです。

2015年8月16日日曜日

参考 千葉県北西部における小字「香取」分布説明動画

ブログ花見川流域を歩く本編の2015.08.16記事「小字DB活用効果の展望 1(例 香取)」の説明動画を参考までにGoogle earth proで作成しました。

千葉県北西部における小字「香取」の分布説明動画
Google earth proにより作成
小字香取の位置情報はアドレスマッチングにより作成しているので数百メートル程度の誤差がある可能性があります。

静止画で示すより動画で示した方が発想を確実に刺激できますから、動画による分布図説明手法を説明ツールとして開発して、自分の道具箱に備えられるようにしたいと思います。

Google earth proが無料になったので、空撮動画撮影ができるようになりました。

今後文字等の書き込みをして、説明音声を入れる工夫を追加できるようにしたいと思います。

千葉県北西部における小字「香取」の分布説明動画(地理院地図色別標高図オーバーレイ)
Google earth proにより作成
小字香取の位置情報はアドレスマッチングにより作成しているので数百メートル程度の誤差がある可能性があります。

地理院地図色別標高図は地形や水系が良くわかるので、空撮動画に対する期待感が大きいのですが、情報取得に時間がかかることと、ピントが合わなくなってしまうことが多く、動画には不向きのようです。

小字「香取」の分布は香取神宮の河関(徴税所)の分布に対応している可能性が濃厚です。

それが現代でいうと利根川筋と江戸川筋に分布しているのです。

このことから、利根川東遷以前の中世において、水系としてつながっていなかった香取の海水系と東京湾水系の間に、関宿付近において船越があったことが想定できると考えます。

2015年8月14日金曜日

縦方向パノラマ写真 その2

2015.08.12記事「縦方向パノラマ写真」を書いた後、カメラ(カシオ EXZR700)に縦・横方向パノラマ撮影機能がついていることに気が付きました。

以前は横方向パノラマ写真をそのカメラ機能で撮っていたことがあるのですが、アートモード撮影ではパノラマ機能を利用できないので、その存在を忘れていました。

ものは試しで、今朝の散歩でカメラ機能の縦方向パノラマ撮影をしてみました。

カメラの縦方向パノラマ機能による撮影結果

残念ながら、縦方向パノラマ機能は使い物になりませんでした。画像が暗いだけでなく、合成されていません。
何枚とっても同じでした。

同じ場所のアートモード撮影と普通モード撮影の写真を示します。

アートモード撮影

普通モード撮影

曇りで光量が足りないから画像が合成できなかったという要素もあるかもしれませんが、この程度の環境でできないということは、カメラ内の画像合成ソフトがまだ未熟なのだと思います。

カメラの名誉のために付け加えると、横方向のパノラマ撮影はこのようなことはなく、画像の合成がちゃんと行われます。使い物になります。


お盆休みのためか、多数の釣りボートが出ていました。

ボート

ボート

2015年8月12日水曜日

縦方向パノラマ写真

今朝(2015.08.12)の花見川早朝の風景はうろこ雲が出て、自分が好きな風景となりました。

弁天橋から水面と空の広範囲を一つの映像に納めたいのですが、広角レンズでも限界があります。
ですから、上下に角度をつけて3枚の写真で足元の水面から頭上の雲までの写真を撮りました。

この上下方向の3枚の写真をPhotoshopのPhotomerge機能でつなげてみました。

いわば縦方向パノラマ写真です。
縦方向パノラマ写真という用語は無いとおもいますが、それを指す言葉を知りませんので、この記事では使います。

弁天橋から下流方向と上流方向について縦方向パノラマ写真をつくりました。

弁天橋から下流方向 縦方向パノラマ写真の利用写真・原画・トリミング画

弁天橋から上流方向 縦方向パノラマ写真の利用写真・原画・トリミング画

弁天橋から下流方向 縦方向パノラマ写真トリミング画

弁天橋から上流方向 縦方向パノラマ写真トリミング画

Photoshopのおかげで表現したいことが表現できて、気持ちが落ち着きました。

2015年8月11日火曜日

ギリシャ旅行のGPSログ発見

外付けハードディスクを操作している時、たまたま2009年11月のギリシャ旅行のGPSログが見つかりました。

ギリシャ旅行のGPSログ
Google earthより引用

ギリシャはまだそれなりにしっかりしていた6年前です。
結果としてですが、日本人ガイドとツアーコンダクターが素晴らしい方々で大変収穫の多い旅行でした。

コリント運河ではガイドの方から、花見川船越に関連する貴重な情報を仕入れることができました。
2015.01.08「古代交通技術「船越」の進化形 古代ギリシャの例」参照

コリント運河付近
Google earthより引用

デルフィー遺跡は古代社会の占い発祥の地です。ここで実感的に得た情報は今(2015.08)になって、白幡前遺跡2Cゾーン陰陽師集団の式占「大一」検討に役立つ情報を得ていると感じています。

デルフィー遺跡付近のGPSログ

旅行中GPSログをとることにより、バス車窓からたまたま撮った写真の位置が正確に判る様になったことは、自分にとって革命的です。

次の写真は車中から、古代遺跡の遺物が転がっていますと説明を受けた場所の写真ですが(自分以外にはほとんど無意味の写真ですが)、後でGPSログの時間と写真の時間を照合して、その場所をGoogle earthで確かめることができました。

車中から撮った写真

車中から撮った写真のGoogle earth画像

2015年8月9日日曜日

2015.08.09 花見川風景

今朝は外気が涼しく、ようやく夏のピークは過ぎたという感じを持ちます。

東の空には薄い雲が広がり、朝日は射し込みません。

花見川風景

花見川風景
高空に薄く灰色の雲が、低空には白い雲が同じ方向の帯状になってみえます。

花見川風景

弁天橋から下流

弁天橋から上流

畑の空

2015年8月7日金曜日

地理院地図の空撮動画

Google earth proで地理院地図を立体表示して、その空撮動画作成が可能であることを確認し、同時に使い勝手の状況を調べました。

地理院地図の空撮動画例

この地図にさらに自分のコンテンツを描きこむことが可能ですから、表現ツールとして大きな可能性を秘めていると直感しました。

地理院地図色別標高図でも同じ空撮動画を作成してみました。

色別標高図の空撮動画例

山地では色別標高図の空撮動画が表現ツールとして活躍できそうであることがわかりました。

2015年8月6日木曜日

小字電子化作業効率の劇的改善

現在、角川日本地名大辞典千葉県の付録小字リストを丸ごと電子化し、それをベースに千葉県小字データベース作成を目指した活動を行っています。

電子化する分量が多いので、作業工程毎に徹底した効率化を追求していますが、最も時間を食う工程であるOCR後原稿を修正加筆し、ワード毎に区切り記号を入力する工程が劇的に改善されましたので、メモします。

これまではキーボードでの修正加筆・区切り記号入力を行う手の位置(ホームポジション)でカーソル移動を行うことができませんでした。従って、カーソル移動を行うときは右手をホームポジションから離してしまいます。再び入力するためにホームポジションに手を再移動させることが必要です。

一般的な文章入力ではこの作業はほとんど苦になりません。指が移動先を憶えています。

ところが、既に存在しているテキストを1語1語確認して必要な修正等を行いつつカーソルを1語1語移動する作業になると、手がホームポジションから離れることは、大変非効率になります。苦痛ともいえる作業です。

カーソルを1語1語移動させながら、修正等を行う作業では手をホームポジションから離さざるを得なく非効率

この非効率を改善する方法を検討していたところ、webで偶然にキーボード快適化ソフト enthumbleというソフトを見つけました。

早速試したところ、手をホームポジションから離すことなく矢印キーを使えるようになり、作業効率が劇的に改善しました。手の動きの不自然さに起因する苦痛がなくなりました。

enthumbleでは無変換キーを押している間だけ矢印キーが手元で使える

enthumbleはフリーソフトで面倒な設定もなくソフトを起動するだけで効果を発揮するので、自分の作業効率改善にはピタリのものでした。作者の方に感謝します。

enthumble

2015年8月4日火曜日

Google earth 空撮動画の表現ツールとしての可能性

Google earth proが無料になり、Google Chromeの新拡張機能「Earth View from Google Earth」を使い出し、Google earth pro を使う時間が増えています。

Google earthにはフライトシミュレーターという機能が付いていて、ジェット機やプロペラ機でフライトをシミュレートし、その画像をGoogle earth proでは録画することもできます。

フライトシミュレーター機能そのものには加齢のためか興味はあまり湧きませんが、空撮機能には日々興味が増進しています。

Earth View from Google Earthで見つけた世界の珍しい地形・地物を立体化して日々空から移動しながら見ています。

例 ヒマラヤ(チベット)地形の空撮

ヒマラヤとかアフリカの砂漠とかいろいろな珍しい地形・地物を見ながら、ふと気が付いたことがあります。

「肝心要の花見川について空撮動画を使えば、自分が興味を持っている事柄をよりわかりやすく表現することができるに違いない。」ということです。

早速、花見川を空撮してみました。

例 花見川の空撮

キーボードとマウスを使えば好きな高度や角度で動画を空撮できます。

谷津で橋梁が垂れ下がってしまうということはすこし残念ですが、地形・地物の状況は手に取る様にわかります。

これまでブログ「花見川流域を歩く」本編で展開してきた地形や考古や歴史等の興味話題を空撮動画に文字や画像等で描きこみすれば、訴求力のあるコンテンツが出来るに違いないと思いました。

花見川に限らず下総や千葉県や関東地方や日本全体の話題もGoogle earth空撮動画でプレゼンすることが可能です。

Google earth proなら空撮録画できることは以前から知っていましたが、Earth View from Google Earthを契機にGoogle earth proで世界中の地物を空から移動しながら見るようになって、初めてGoogle earth proの空撮機能の表現ツールとしての大きな可能性に気が付くことができました。

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土地の空撮がしたくてトイヘリコプターを試してみたことがあるのですが、安全性等の観点から実用物にならないことを確認したことが以前あります。
ブログ「花見川流域を歩く」本編2013.09.19記事「トイラジコンヘリのテスト」参照

Google earth proを使えば、プレゼンのための空撮は安全・無料・いつでも自由にできます。

2015年8月2日日曜日

2015年7月のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とブログ「花見川流域を歩く番外編」の2015年7月の活動についてふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
●萱田遺跡群検討の第2ラウンド
萱田遺跡群の竪穴住居・掘立柱建物や墨書土器の検討に引き続き、第2ラウンドと称して鉄製品等の検討に入りました。

4遺跡の分厚い報告書を1ページ1ページ目を通して鉄製品の記述を見つけ、その情報を遺構別にカウントしてExcelに書きこむという根気のいる作業をしていわば自分のデータベースを作成し、データベースの情報を指標化して分析したり、分布図を描いたりして検討を深め記事を書いてきています。

発掘調査報告書における遺構・遺物等の記載は詳細を極めます。その詳細を極める情報に正面から立ち向かい、情報を自分なりに分析して、自分なりに遺跡意義のイメージを得るという活動方法が定着しそうな気がしてきています。

なお、ブログ「花見川流域を歩く」では、これまで草刈遺跡(旧石器時代)、上ノ台遺跡(古墳時代)などについて同じような活動を行ってきています。

●萱田遺跡群付近の開発前地形図の入手
測量成果の複製承認願いの手続きを行い、八千代市都市計画課から開発前の昭和38年測量1/3000地形図を入手することができました。
この地図を基図にして萱田遺跡群のゾーン別情報表示できるようになりました。
この基図を利用することにより、各遺跡の置かれた地形的位置が一目瞭然となり、またゾーン別情報の意味を非発掘地域との関係で考えることが可能となりました。

●指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の利用
萱田遺跡群の検討を進める中で、指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の使い勝手がとても良いことに気が付きました。
ものごとを比較する上で指標「竪穴住居○○軒あたり△△出土数」の有効性は大きいものがあると感じています。

●小字リストの著作権
小字リストの著作権に関する見解を株式会社KADOKAWAから聞くことができ、今後の活動の参考になりました。

●地名「香取」
埋め草記事で書いた「香取」の語源を調べる内に、自分なりに蓋然性の高い語源説を持つことができました。瓢箪から駒が出るという感じです。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
● Google earthに興味を深める
Google earthに関する記事が多くなっています。趣味活動上でもGoogle earth proを使う時間が増えています。
Google earth proが提供するコンテンツ(衛星・空中写真)の量・質とその使い勝手の魅力に引き寄せられています。
Google earth proで遊んでいるうちに自分の中に、何かが熟成するに違いないと感じています。

●ブログが興味種を定着させる機能を果たしている
ふと頭に浮かんだ、頭脳構造中の前後・左右・上下の思考と無関係な思いつき的興味を、番外編ブログに書くようになりました。
そのような興味の種は即興的に記事にします。
記事にすることによって、興味の種を定着させることができます。
一旦記事にすれば「あの時何かに興味を持ってワクワク感を感じたのだけれども、何にワクワクしたのか思い出せない。大切で役立つかもしれない興味であるという思考は思い出せるが…」という失念が無くなります。

3 ブログ活動に関する出来事
●旅行中にも関わらずブログ記事を欠かさず毎日アップできたという体験をしました。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年7月記事
◇はアクセス数の多かったもの、○は私自身のお気に入り。

花見川風景