2015年7月17日金曜日

リモートセンシング入門書をAmazonから510円で購入

雑誌の文献抄録欄に5ドルで購入できる、とてもコストパフォーマンスのよい、リモートセンシング入門書が紹介されていました。

書名は「Basics of Geological Remote Sensing: An Introduction to Applications of Remote Sensing in Geological Mapping and Mineral Exploration」で Kindle Editionです。

1992年に出版されその後絶版になった図書を著者が、南スーダンの地質学者向けに、2013年に電子図書として甦らせたものです。

250頁のカラー図版が豊富な図書です。

Basics of Geological Remote Sensing: An Introduction to Applications of Remote Sensing in Geological Mapping and Mineral Exploration

「数式はほとんどなく、地質を知らなくても読めるページが7割を占め、衛星画像とweb Mapping ServiceなどのGISによるアプローチが容易にイメージできる」という書評の言葉につられて購入してみました。

アメリカのAmazonでは4.16ドルでしたが、日本のAmazonのパスワードが通用しないため、日本のAmazonに移動して510円で購入しました。

Kindle for PCを使ってパソコンで読め、辞書で単語の訳が出ますから英語力ゼロに近い私でも雰囲気だけは味わうことができます。

webサイトから衛星画像をダウンロードして、花見川流域とか千葉県北部の土地の様子を自分の手で分析してみたいという夢を持っていますので、510円を投じて、自分に刺激を与えてみました。

この電子図書は文中で多数のwebサイトにリンクしていることから、リモートセンシングの理解だけでなく、衛星画像入手や画像処理ソフト入手等の実務に役立ちそうです。

2015年7月16日木曜日

Google earthのリアルタイム雲画像

Google earthに「天気」というレイヤがあり、それをチェックするとリアルタイム雲画像が出ることを別の操作中に偶然知りました。

現在の台風雲画像が出ている様子を見ていると、一瞬雲の分布が変化しました。雲画像が更新されたのでした。

Google earthのリアルタイム雲画像と気象庁の雲画像

Google earthの雲画像は2時間前の画像が10分毎に更新されているように感じます。

全地球の雲画像を見ることができることを知りました。

気温の表示も多数地点であります。

旅行先の天気や気温の現状を直感的に理解できますからきわめて有用だと思います。

Google earthの高機能にただただ驚くばかりです。

2015年7月14日火曜日

些細なBlogger画像テクニック

旅行中にBloggerブログの記事を書く際、これまで画像の利用がネックでした。

通常は画像をPhotoshopでサイズを小さくweb用にするのですが、タブレットにはPhotoshopは搭載していませんし、そもそも記事説明に必要な画像をつくることがタブレットでは困難だと考えてきました。

しかし、今回の旅行で、ダメと最初からあきらめるのではなく、どうしたらできるかという視点で考えて見ました。

これまで作成したブログ記事(花見川流域を歩く 本編)は全部で1430以上あり、そのほとんどの記事で最低1つ以上の画像を掲載しています。

過去に作成してブログにアップした画像を再利用できれば、とても便利です。

過去に作成した画像を使って、過去とは別の視点で記事を書くこともできます。

そんなことを考えながら、自分のブログ画面で画像にカーソルを合わせ、右クリックで「画像をコピー」を選択して、blogger投稿画面(編集画面)のカーソルのある場所で、右クリック「貼付け」を選択すると、画像が挿入できることがわかりました。

挿入した画像は既に使われているものですから、web用に画像を小さくする必要がありません。

それ以外にも、外出先で自分がブログにアップした画像を取り込む方法を幾つか見つけました。

また、カメラで撮った写真をウインドウ標準搭載ソフト「ペイント」で「イメージ」→「サイズ変更」で画像を小さくすることができることを知りました。

「必要は発明の母」と言われますが、「必要」であることが現実化すると、様々なことに新たに気がつく様になります。

これらの操作と同じことは普段別の場面で極普通に使っているのですが、自分のブログ記事作成では、これらの操作ができるとは思っていませんでしたから、「自分の思い込み」現象がとても不思議です。

Blogger記事作成は一定の操作パターンで行うことによって「規格」や「サイズ」等の整合を思考しないで執って行きたいという気持ちが当初強く、そのまま数年が過ぎてしまったのでした。


花見川風景

2015年7月12日日曜日

旅行に持参したキーボード

旅行用の超小型キーボードが使いにくくて、今回の旅行では通常のデスクトップ用のキーボードを持参しました。

タブレットに不似合な大型キーボードですが、極めて使いやすいことを体験しました。

旅行に持参したキーボードとタブレットパソコン

キーボードが通常のタイプであれば、パソコンがタブレットでも、いつもの効率的入力に遜色ない入力ができることを体験(発見)しました。

2015年7月9日木曜日

墨書土器と地名との関係に関する興味


墨書土器文字と地名との関係に関する興味が熟成しつつあります。

いつか詳細検討をしたいと思っていますが、その概要をメモしておきます。

白幡前遺跡から墨書土器文字「草田」や「草」が出土しています。「草田」はカヤタと読み、現代大字名称「萱田」に比定されると考えられています。「草」もカヤと読み、萱田を意味する可能性があります。

また権現後遺跡から「村神郷」が出土しています。村神郷は古代地名(郷名)で、現代大字名称「村上」に比定されると考えられています。

上記事実から萱田(草田)と村上(村神)は8~9世紀には既に存在していた地名であることがわかります。

村神は村の神様のいる場所と考えると村の中心部を意味するように想像します。

「村」は自然発生的に生まれた集落ではなく、権力によって計画的に配置された集落を意味する用語であると考えることができます。

ですから、古墳時代に権力によって村神が平戸川(現在の新川)東岸に設置されたと考えます。
その後、村神という地名で指す場所が広域になり、平戸川西岸も含めて郷名になったと考えます。

草田は荒地とか未開地を意味すると想像します。

草田は計画的に配置された村神からみると荒地・未開地・辺境地という意味合いの土地であったと考えます。

墨書土器が作られる8~9世紀に使われていた地名に、8~9世紀以前(つまり古墳時代)の地域構造を示す2つの地名、つまり計画的に配置された集落中心部地名とその辺境地地名がみえることは大変興味深いことです。

そして、なにより、8~9世紀の萱田遺跡群(白幡前遺跡、井戸向遺跡、北海道遺跡、権現後遺跡)がその当時の辺境地である草田(萱田)に立地することが、萱田遺跡群の性格をよく物語っている貴重な情報であると考えます。

奈良時代になって蝦夷戦争のために計画的に配置された軍事平坦・輸送基地(=萱田遺跡群)の場所が、当時の草田(カヤタ)と呼ばれる未開地だったのです。

8~9世紀に広域地域村神郷の行政中心地は平戸川東岸にあったと考えます。一方萱田遺跡群には寺院や接待施設(ハマグリ大量出土)、陰陽師関連墨書土器文字などが出土し、律令国家中央と強く結びついた特性(軍事基地の特性)がみられます。

この2つの地名(村神と草田)の場所の機能の違い、権力上の優劣、それぞれの支配指導層の出自の違いについて興味がわきます。

支配指導層が異なるのか、同じなのかだけでも分かれば面白いと思います。

村上込の内遺跡と白幡前遺跡の墨書土器文字を詳細に比較分析すれば、支配指導層の違いがわかるかもしれません。

花見川風景

2015年7月8日水曜日

いまさらのPhotoshop基本機能活用

いまさらのことですが、Photoshopの基本機能に気が付き、作業の効率化が進むようになりましたので、メモしておきます。

自動車教習所に行かないで自動車運転しているのと同じような状況でPhotoshopを使っていることに気が付きました。
自動車の場合、危険な行動で世間の監視がありますが、パソコンソフトの場合は人に迷惑をかけることなく、自分の非効率だけの問題ですから、いつまでたっても気が付かなかったのです。

1枚の画像の中から複数の画像を切り出したい時の作業方法

●これまでの方法
1 元画像をPhotoshopに取り込む

元画像をPhotoshopに取り込んだ画面

2 元画像から最初の画像1枚を切り抜き、別名で保存する

切り抜いた画像を別名で保存する画面

3 保存したファイルを閉じ、あらためて元画像をPhotoshopに取り込み、次の画像を切り抜き、保存する
この操作を次々に繰り返す。

●いまさら気が付いたPhotoshop基本機能活用
1と2は同じ

3 (保存が終わった後、その画面で)「編集」→「1段階戻る」をクリックして元画像に戻る

保存が終わった後、その画面で「編集」→「1段階戻る」の画面

「1段階戻る」をクリックすると元画面に戻る。

戻った元画像の画面

4 戻った元画面で次の画像切抜を行う
戻った元画面で次の画像切抜を行い、別名保存する。
さらに「編集」→「1段階戻る」で3つめの画像切抜を行う。

いまさら気が付いた方法で行えば、いちいち元画像を取り込むという面倒な手間が省けます。

これまでも「1段階戻る」は操作をやり直す時に使っていたのですが、いったん「保存」してしまうと、パソコンのメモリーからは元画像の情報が消えてしまい、もう元画像には戻れないと強く思い込んでいたというお粗末な話です。

なお、切り抜いた画像を様々な調整(角度変更、色調補正等)を行って保存しても、「1段階戻る」を何回かクリックすると元画像に戻ります。

2015年7月5日日曜日

Google earthの3Dビュー画像による実体視

自分にとっては驚くべき発見です。

Google earthの3Dビュー画像を視点を移動してつくれば、実体視可能になることを初めて知りました。

ブログ本編の2015.07.05記事「八千代市権現後遺跡は古代の土器生産工業団地」でGoogle earthの3Dビュー画像を用いたのですが、最初どうしてもいつもできた3Dビュー画像をつくることが出来ませんでした。

その理由が判らなくて、webで調べている時、Google earth の3Dビュー画像を視点を移動してつくれば、実体視できることを幾つかのサイトで偶然知りました。(3Dビュー画像は「レイヤ」の「地形」にチェックが入っていなかったためできなかったのでした。)

早速試してみました。

次の2枚の3Dビュー画像は八千代市権現後遺跡付近で、視点を左右方向に若干ずらしてあります。

Google earth 3Dビュー画像 1

Google earth 3Dビュー画像 2

この二つの画像を並べてみました。

Google earth 3Dビュー画像1と2

重複する部分を、右側の画像は右眼で、左側の画像は左眼で見ると、その部分が実体視できます。

近景から遠景まで思った以上に迫力ある実体視ができます。

パソコンが論理的思考を補佐する道具としてだけではなく、感覚的体験の道具としても有用であることを改めて思い知らされます。

時間が生まれた時に、Google Chromeの新拡張機能「Earth View from Google Earth」で見つけた迫力ある世界の地形をこの方法で実体視してみたいと思います。

「Earth View from Google Earth」が単なる美しい平面模様から迫力ある立体地形情報に変わります。

2015.07.01記事「Google Chromeの新拡張機能「Earth View from Google Earth」」参照

2015年7月3日金曜日

2015年6月のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とブログ「花見川流域を歩く番外編」の2015年6月の活動についてふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
●萱田地区遺跡の検討について
八千代市白幡前遺跡の検討の後、同じ萱田地区の井戸向遺跡、北海道遺跡、権現後遺跡と検討を継続しましたが、この判断は的確だったと考えます。

一時、井戸向遺跡、北海道遺跡、権現後遺跡の検討は白幡前遺跡が代表したとして、省略して、別の遺跡に検討対象を移動させようとも考えたのですが、そうしなくてよかったと思います。

白幡前遺跡が萱田地区の中心的遺跡であり、その検討方法を踏襲して近隣遺跡を検討することにより、4遺跡の比較が出来、遺跡に対する認識を深めることができたと考えています。

●検討指標について
建物や墨書土器に関連して、自分でオリジナルに開発した検討指標を4つの遺跡に適用することにより、指標の有用性を確認できました。

また指標の改良について問題意識を持っていますので、今後指標改良について記事を書く予定です。

●小字データベース作成について
小字データベース作成について6月の作業で高効率作業を実現し、個人で千葉県小字データベースを完成させる展望を持つことができました。

今後小字データベース作成領域を順次計画的に拡大するとともに、質向上のための施策を同時に講じていきます。(電子化に起因する誤字等の徹底チェック)

2 ブログ「花見川流域を歩く番外編」
●勝手気ままな記事内容について
記事内容は勝手気ままとして、記事と記事の間に関連性をもたせていませんが、このようなブログにしたことで、大変良かったと思います。
気が付いた興味について「乗り」の勢いで即興で記事を書くようになりました。
熟考することが多い本編ブログと両立する展望を持ちます。

●視野の拡大について
本編ブログは花見川流域にこだわり、東海道水運支路にこだわっています。このこだわりはアイデンティティでありいつまでも継続します。
一方、発生した興味を千葉県全体、日本全体、世界全体に自由にあてはめてみることが番外編ブログでできます。
例えば墨書土器のデータについて千葉県全体、日本全体を対象に検討して何度か記事にしましたが、とても視野が広がります。
番外編ブログを自分の視野拡大道具として活用したいと思います。

3 ブログ活動に関連する出来事
●メインの外付けハードディスクが突然壊れたのですが、備えが良かったので、被害を極限することができました。

参考 ブログ「花見川流域を歩く」の2015年6月記事
◇はアクセス数が多かったもの。○は私自身のお気に入り。
参考 ブログ「花見川流域を歩く番外編」の2015年6月記事
◇はアクセス数が多かったもの。○は私自身のお気に入り。


花見川の早朝風景

2015年7月2日木曜日

識字率指標としての墨書土器出土数

墨書土器出土数からその時代(8世紀~9世紀頃)の識字率分布を見ることができるのではないだろうかと考えています。

1 墨書土器出土数を指標とした識字率
次の表は千葉県古代遺跡における墨書土器出土数の上位50までを並べた表です。

千葉県墨書土器出土数上位遺跡リスト

このリストの分布図を作成すると次のようになります。

墨書土器出土数上位遺跡の分布
分布は正確にプロットしたものです。

この分布図を古代における住民の識字率分布に相関する情報として捉えることができるのではないかと考えます。

識字率分布そのものではありませんが、遺跡がプロットされた場所は他の場所より識字率が高かったと考えられます。

この分布図は上位50位までの情報ですが、情報を全遺跡に拡大して、数値を分級してプロットすることも可能です。

2 竪穴住居1軒当り墨書土器出土数を指標とした識字率
1軒の竪穴住居跡にある一定数の人口が存在したと想定すると、墨書土器出土数/竪穴住居跡数(墨書土器対対竪穴住居出土率(S))は人口当たり墨書土器出土数に見立てることができます。

単純な墨書土器出土数より、この指標の方が識字率の指標としてより適切であると感じます。

次の表は萱田遺跡群の遺跡ゾーン別の墨書土器出土数/竪穴住居跡数(墨書土器対対竪穴住居出土率(S))等の数値です。

萱田遺跡群の墨書土器対対竪穴住居出土率(S)と分級基準

この分級結果を北海道遺跡について示すと次の様になります。

ゾーン別墨書土器対竪穴住居出土率(S)

ゾーン別では詳細すぎますので、遺跡別に千葉県全古代遺跡の竪穴住居1軒当り墨書土器出土数を求め、それを分布図化すれば、古代の千葉県識字率分布により近い情報が得られると考えます。

3 出土土器100個当たり墨書土器出土数を指標とした識字率
遺跡における全墨書土器出土数/全出土土器数×100を求めれば、土器における墨書土器の%を求めることになります。

識字率が100%ならば、墨書土器の%は100になるという関係ではないですが、識字率が高ければ、墨書土器の%も高くなるという関係があると考えます。

次の表は「八千代市白幡前遺跡-萱田地区埋蔵文化財調査報告書Ⅴ-本文編」(1991、住宅・都市整備公団首都圏都市開発本部・財団法人千葉県文化財センター)の中の竪穴住居別出土物一覧例です。

出土物一覧の例

このような復元土器単位の墨書存否情報があるのですから、出土土器100個当たり墨書土器出土数を求めることができます。

遺跡別に出土土器100個当たり墨書土器出土数を求める作業を行ない、その分布図を作成すれば、より正確な古代識字率分布情報を得ることができると考えます。

識字率分布情報が判れば、律令国家が人々を教育して高度な業務を実施した場所が判ることになります。

2015年7月1日水曜日

Google Chromeの新拡張機能「Earth View from Google Earth」

Google Chromeに新しい拡張機能「Earth View from Google Earth」が公開されたことをニュースで知り、試してみました。

設定から拡張機能に入り「Earth View from Google Earth 2.8.1」を有効にすると、新しくGoogle Chromeを起動する毎に、あるいは新しいタブを開くたびにGoogle Earthの写真がランダムに表示されます。

これまで、私の設定であったGoogle検索画面に変わって、Google Earthの写真がランダム表示されるように変わったのです。

私の場合はGoogle Earthの印象的な写真に強い興味がありますので、この設定をデフォルトにしました。

Google Earthの写真例1
写真右下に位置が地図と文字で表示されています。
オーストラリア西部の地形

Google Earthの写真例2
シベリアの地形

Google Earthの写真例3
オランダの運河閘門

写真は全て垂直写真です。
この写真画面から、写真を次々に手動や自動でランダム表示することもできます。ダウンロードやリンク情報取得もできます。

私の場合、地形に興味がありますので、乾燥地域や極地の地形が豊富に含まれているこの写真集(1500枚)を眺めていて飽きません。南北アメリカ、アフリカ、中近東、中央アジア、ヨーロッパ、南太平洋、オーストラリア、南極などの地域の写真が多くなっています。日本の写真はまだ見つけていません。

恐らく、パソコンに向かっていて、気力が萎えた時にこの写真をいくつか見て、気持ちをリフレッシュできるのではないかと期待しています。

なお、Google Earthにも新しいレイヤ「Voyager」ができました。

Google Earthの新しいレイヤ「Voyager」の最初の画面
Google Earthを立ち上げると、Voyagerの立ち上げを聞いてきます。またレイヤの中に既に組み込まれています。

レイヤ「Voyager」には世界中の見どころが表示されていて、自分で探してあるいはツアーで楽しむことができます。多様な工夫が凝らされています。立体表示の写真も多く含まれています。

実際の海外旅行では決して行けない場所を次々に観光(観察)できるので、素晴らしいレイヤです。

実のところは、レイヤ「Voyager」が親で、それから得られる絶景写真の厳選したものが、子どもの「Earth View from Google Earth」写真です。

Google Chromeの新しい拡張機能「Earth View from Google Earth」とGoogle Earthの新レイヤ「Voyager」はGoogle earth公開10周年記念として昨日公開されたようです。