2021年3月13日土曜日

Photoshopによるパネル型3Dモデルの超効率的作成

 3Dモデル造形ソフトBlenderの見様見真似で失敗だらけの操作入門活動を楽しんでいます。そうした中でPhotoshopを使えば、パネル型3Dモデルを超効率的に作成できることに気が付きましたので、メモします。遅まきながらPhotoshopの3Dモデル機能が想像以上に本格的であることを知りました。

1 Photoshopによる平面3Dモデル作成(平面3Dモデルに対する画像貼り付け)

1-1 Photoshopに画像を取り込む


Photoshopに画像を取り込んだ様子

1-2 Photoshopで平面3Dモデルを作成する

3D→3Dポストカード→作成で画像が貼り付いた3D平面モデルを作成します。


Photoshop平面3Dモデルの様子

1-3 Wabefront(.obj)でモデルを書き出す

Wabefront(.obj)で平面3Dモデルを書き出します。その際テクスチャはJPGにします。

・Wabefront(.obj)以外にcollzda DAE、GLTF/GLB、STLなど全部で8形式で書き出すことができます。

・書き出しテクスチャの形式も10数形式のなかから選択できますが、デフォルトではPhotoshop形式(.psd)になっています。

1-4 Wabefront(.obj)モデルの活用

書き出した3Dモデルはそのままいろいろな場面で使えます。


Photoshopから書き出したWabefront(.obj)ファイルを3DF Zephyr Liteに取り込んだ様子

Sketchfab投稿画面

1-5 感想1

これまで平面3DモデルはBlenderで作成していましたが、Photoshopを使えばBlenderを使う必要はありません。私の場合、全ての画像は必ずPhotoshopで何らかの処理をしていますから、Photoshopだけの平面3Dモデル作成は超効率的です。

Blenderを使った場合の手間はPhotoshopよりもかかります。

なお、Photoshopで作成した平面3Dモデルの裏面は表面の反転画像になります。(Blender作成平面3Dモデルの裏面は白です。)

2 Photoshopによるパネル型3Dモデル作成(立方体3Dモデルへの1画像貼り付け)

2-1 Photoshopに画像を取り込む


Photoshopに画像を取り込んだ様子

2-2 Photoshopで立方体3Dモデルを作成する

3D→プリセットからのメッシュ→立方体→作成で立方体3Dモデルを作成する。画像が1面(正方形)に貼り付いている。


Photoshopで作成した立方体3Dモデルの様子

2-3 UV生成とWabefront(.obj)でモデルを書き出す

3D→UVを生成でUVを生成します。

Wabefront(.obj)で平面3Dモデルを書き出します。その際テクスチャはJPGにします。(3Dモデル及びテクスチャの形式は好みに応じて選択できます。)

2-4 書き出したWabefront(.obj)ファイルをBlenderに取り込む

Photoshopで書き出したWabefront(.obj)をBlenderに取り込みます。


モデルをBlenderに取り込んだ様子

2-5 Blenderで形状変更とテクスチャ貼り付け調整を行う

立方体からパネル型に形状を変更します。Blenderのオブジェクトプロパティ→トランスフォーム→拡大縮小のXYZの数値を変更してパネル形状にします。例ではX=1.69、Y=1、Z=0.01としました。

Shading画面でノードを二つ追加し適切に結びます。(追加ノード:ベクトル→マッピング、入力→テクスチャ座標)


Blenderで形状変更してパネル型にした様子


ノードを追加した様子(左2つ)

2-6 Wabefront(.obj)でモデルを書き出す

Wabefront(.obj)でモデルを書き出します。

2-7 Wabefront(.obj)モデルの活用

書き出した3Dモデルはいろいろな場面で使えます。


Blenderから書き出したWabefront(.obj)ファイルを3DF Zephyr Liteに取り込んだ様子

Sketchfab投稿画面

2-7 感想

Blenderだけでパネル型3Dモデルを作成するよりもPhotoshopを使った方が手間数が大幅に減少します。作業の難易度も低くなります。BlenderよりもPhotoshopの方が使い慣れていますから、主観的にも、より一層作業効率向上感が生まれます。

2021年3月2日火曜日

2021年2月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2021年2月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・2月の記事数は22です。

ア 加曽利EⅠ式土器の学習

有吉北貝塚学習の一環ですが、実際上は有吉北貝塚の属性から離れて加曽利EⅠ式土器一般の学習になりました。学習素材は加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」展示土器です。3Dモデルにした縄文土器からどのような情報を引き出せるのかという点で苦悶し、膨大な作業はするけれども記事は書けないという苦闘・苦悶が続く1ヵ月になりました。しかし、2月末に近づいて2つの大きな手がかりを掴めたことは大きな成果であると感じます。一つは専門家による「勝坂式終末期から加曽利E式初頭期の土器分類」の学習を行い、その土器分類をカードして学習し、土器学習の視点(観察項目)がある程度具体的に判ってきたことです。もう一つは土器の大きさとか容量とか基礎的観察項目の計測スキルを身につけることが出来たことです。特に容量計測をBlenderで簡易に出来るようになったことは大きな出来事であるといえます。

イ 加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」の観覧撮影、講座聴講

加曽利貝塚博物館R2企画展「あれもE・・・」の観覧撮影を繰り返し、展示土器の9割程度について観察記録3Dモデル作成用撮影を行うことができました。今後の学習資産になります。また、この企画展関連講座の一つ(連弧文講座)を抽選で聴講することができ、記事にメモしました。

2 ブログ花見川流域を歩く番外編

・Sketchfab画面改善スキル等6記事を書きました。

3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編

・早朝散歩に関する10記事を書きました。

4 ブログ世界の風景を楽しむ

・2月も休載となりました。

5 ブログ芋づる式読書のメモ

・2月も休載となりました。

6 2月学習の特徴

・縄文土器学習のレベルを一段高めることが情報と技術の両面でできたことは画期的です。これまで興味が湧かなかった専門家論文を読む気になったことにより、趣味とはいえ専門領域に突入したのかもしれません。また、3Dモデルスキルも目の前の壁を突破できたような感触を持てましたから、さらに前進できるかもしれません。

7 2021年3月学習のイメージ

ア 加曽利EⅠ式土器学習

1月の加曽利EⅠ式土器を継続して、3Dモデル土器観察の方法やまとめ方を定式化します。同時に中峠式土器や加曽利EⅠ式土器の細分について自分なりのイメージを持てるようにします。

イ 縄文社会消長分析学習

・有吉北貝塚の発掘調査報告書分析学習を継続します。発掘調査報告書情報のデータベース化に取り組み、高度な分析にチャレンジします。

ウ ブログ「世界の風景を楽しむ」と「芋づる式読書のメモ」について

趣味活動時間における選択と集中の結果、この半年の間ブログ「世界の風景を楽しむ」と「芋づる式読書のメモ」に取り組めていません。こうした状況はしばらく続くと考えられます。そこで、これら2つのブログの趣旨を少し変更し、次のようなブログとして3月から再開活用します。それにより、趣味活動発展の影に隠れて生まれた「楽しみ範囲の狭まり」を是正します。

●ブログ「世界の風景を楽しむ」→web世界で触れた興味深い世界の風景、趣味活動の中で思い出した世界の風景、過去の旅行で感動した世界の風景などについて、時間を要する「検討・思考」無しで画像を掲載します。自分が「良い」、「楽しい」、「新鮮である」と感じる世界の風景画像を気軽に掲載することにします。

より具体的には、1 過去の旅行で入手したパンフレット・資料・図書・物品を楽しみ、それに関連する撮影風景写真を掲載する。2 web等で接した場所の地形3DモデルをDEM-Net Elevation APIで作成して楽しむ。3 Earth View from Google Earthの画像、NASA earth observatory等の画像を楽しみ1や2と関連付けるなどの活動を想定します。なお、純粋風景だけに興味を絞らず、海外話題一般にも話題を広げます。

この活動は、【グッド&ニュー】(生活の中で思い浮かべた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)の世界風景編です。1記事30分以内の作業でブログ記事掲載、Twitter・Facebook掲載することにします。

●ブログ「芋づる式読書のメモ」→入手した図書・資料を趣味活動で利用して役立った時、その役立った点を紹介する記事を書くことにします。あるいは「なにか楽しそうだ」という期待感があれば、それを記事に書くことにします。つまり、「読書」ではなく「利用・入手に伴う感情」のメモを記事にするということです。

より具体的には、1 展示館等で入手したパンフレット・資料・図書をパラパラめくり程度で反芻的に楽しむ。2 古書店等から収集趣味的興味で入手した図書・資料をパラパラめくり程度で反芻的に楽しむ。3 趣味活動の実用のために購入した図書・資料の本格読書に向けて、パラパラめくり程度に瞥見してその読書期待感を高める。などです。

つまり、図書・資料に関する【グッド&ニュー】(図書・資料について生まれた良い感情や考え、素晴らしいアイディアや注目すべき事柄)ブログです。1記事30分以内の作業でブログ記事掲載、Twitter・Facebook掲載することにします。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2021年2月記事

〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2021年2月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2021年2月記事


ブログ「花見川流域を歩く」2021年2月全22記事のサムネイル 

2021年2月28日日曜日

3Dモデル 塗り絵 2

 2021.02.27記事「3Dモデル 塗り絵」で3DF Zephyr Liteでオブジェクトに塗り絵ができることを知りました。この情報をSNSで情報発信したところFacebookのやまだこーじさん(干渉色地図アート専門家)から色の着色は何色できるか問い合わせがありました。念のため調べるとなんと次のような多種カラーマップが使えることが判りました。

メッシュ及び高密度点群について

1 カメラによる…写真カラー1種

2 高さによる…約50種のカラーマップ(多色によるグラデーション)

3 法線による…1種

4 均一…無限(色を自作できる)

5 曲率※…約50種のカラーマップ(多色によるグラデーション)

※高密度点群の名称は「信頼によって」

「高さによる」と「曲率」で約50種のカラーマップが使えることには驚きました。カラーマップには全て固有名称がついています。QGISではヒートマップを作成する際のカラーランプ(多色によるグラデーション)が32種ついていてすごいと感嘆したのでしたが、それを上回ります。


カラーマップを選択している様子

3DF Zephyr Liteは「3Dモデル写真測量ソフト」と銘打っているソフトですから、オブジェクト着色機能は測量的な意味での分析見やすさのために使われるツールと最初理解しました。しかし着色機能の超充実をみて、もしかしたらアート的な効果をも狙っている機能かもしれないと考えるようになりました。

オブジェクト着色機能がどのように使われているのかアンテナを張り巡らして情報を入手し、硬い頭を揉みほぐしたいと思います。


3Dモデルの着色例


3Dモデルの着色テスト動画

地形3Dモデルに「高さによる」カラーマップを使うと標高のイメージ的色分けを自分好みに行うことができました。


2021年2月27日土曜日

3Dモデル 塗り絵

 3DF ZephyrのFacebookサイトを見ていて、3DF Zephyr Liteに3Dモデル着色機能があることを知りました。早速、塗り絵みたいな遊びとして試してみました。

3Dメッシュのオブジェクトを選択して右クリック、フィルター→カラーを更新→色をアップデート→モードで選択(カメラから、高さによる、法線によって、均一、曲率)です。


高さによる

法線によって

曲率


参考 メッシュ均一カラー


参考 テクスチャメッシュ


カラーを更新動画 1


カラーを更新動画 2

特定のオブジェクトだけ注意を喚起させる表現などで使えるテクニックになるかもしれません。


2021年2月23日火曜日

マウス2台同時接続

 パソコンにマウスを2台同時接続できることと、その挙動がどうのようになるのか、以前確認したことがあります。左手用の半ばキーボード化したマウスがこれまで入手ができなかったので、マウス2台同時利用の「夢」はいつのまにか消えていました。ところがひょんなことで形だけのものですが、マウス2台同時接続体制が出来上がってしまいました。

自分の場合、「マウスホイール押し」には「新規エクスプローラー画面を開く」機能を割り当てています。この機能は毎日何十回も使うので必要欠くべからざるものです。

ところがBlender操作習熟活動の中で、「Shiftキー+マウスホイール押し」がどうしても必要になります。Blenderでの「Shiftキー+マウスホイール押し」は画面そのものの移動効果をもたらすものです。それができません。


Blenderにおける「Shiftキー+マウスホイール押し」効果

そこで、昔の有線マウスをパソコンにつないで、必要な時だけそのマウスで「Shiftキー+マウスホイール押し」してみました。なんと、何の違和感もなく、スムーズに作業が進みます。

マウス2台同時接続の「夢」は左手の特殊マウスをキーボード代わりに使い、右手のマウスとのコラボで超効率パソコン操作を目指すものでした。それは実現しませんが、マウス2台同時接続という形だけは実用レベルで実現しました。


パソコンに同時接続した新旧2台のマウス


2021年2月14日日曜日

使いやすい画面キャプチャーツールGyazo

 パソコン画面をキャプチャーすることの無い日はありません。アクティブなWindow画面全体の画像を使うときはAlt+PrintScreenでOneDriveの画像フォルダーに自動保存されるので便利です。Window画面全体ではなく、画面の任意範囲画像をキャプチャする時には「切り取り&スケッチ」を使っていました。しかし切り取った画像を手動保存する必要があるので、手間がかかります。任意の範囲で画面を切り取り、それを自動保存するツールがあれば使いたいと考えていました。

そのような中で、偶然ですが、画面キャプチャーツールGyazoを知りました。使い勝手がよいので、メモします。

1 Gyazoの機能 自分が着目するもの

ア 外部サイトに自動保存される

Gyazoでパソコン画面の任意の矩形範囲を指定するとその画像がGyazoサイトに自動保存されます。同時にその画像リンクなどを得ることができます。共有に好都合です。また、画像ファイルをドラング&ドロップでパソコンホルダーにコピーできます。「ホルダーを指定して、名前を付けて保存」という手間が自分の場合は(ドライブとフォルダーが増加してしまい)煩雑なので、Gyazoはとても便利です。

イ 「マークダウンをコピー」ができる

シェア機能に「マークダウンをコピー」があります。これを使えば、Sketchfabの説明欄に気軽に画像をアップできます。


Gyazoのシェア機能


Gyazoの「マークダウンをコピー」機能を利用して作成したSketchfab画面

2 感想

2019.01.19記事「Windows10新アプリ「切り取り&スケッチ」」で使い勝手のよいキャプチャツールを見つけましたが、2年後の今はさらに使い勝手のよいツールをGyazoを見つけました。Gyazoもそのうちにより使い勝手のよいツールの置き換わるかもしれません。

なお、Gyazoには有料版もありかなり高機能です。

2021年2月6日土曜日

Sketchfab画面の改善

 趣味活動の中で作成した3Dモデルは全てSketchfabに投稿し、その3Dモデルをブログ等にリンク貼り付けで利用しています。2021.02.06現在3Dモデル数は597となりましたが、これまでSketchfab画面はすべて作りっぱなしで少し見苦しい状況になっています。そもそも説明記述の改行すら行われていません。写真掲載もしていません。

そこで、自分の意識をSketchfab画面改善に向けてみたところ、1時間ほどでSketchfab説明欄のEditorがMarkdownEditorであることがわかりました。Markdown記述すれば自由に文章を編集し、画像掲載もできます。


Sketchfab画面の改善(2021.02.06現在最新モデル)

今後作成掲載する3Dモデルはもとより、過去に掲載して閲覧数の多い3Dモデル画面は順次改善することにします。

2021年2月1日月曜日

2021年1月ブログ活動のふりかえり

 ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2021年1月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

・1月の記事数は38です。

ア 有吉北貝塚の学習

有吉北貝塚学習の本番である中期遺構学習に入りました。また、阿玉台式土器と中峠式土器学習を行いました。阿玉台式土器と中峠式土器のの器形や文様の違いがなんとなく判る程度にはなってきました。多数の土器及び遺跡地形3Dモデルを作成しました。

有吉北貝塚中期集落の創始が中峠式土器集団入植によるらしいことがわかりつつあることは、学習意欲をさらに掻き立てます。

イ ブログ開設10周年記事

ブログ開設10周年通過記念記事を書き、皆様に対する感謝の念を記しました。また2021年のささやかな夢をメモしました。

2 ブログ花見川流域を歩く番外編

・3Dモデル観察意義記事を含む2記事を書きました。

3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編

・早朝散歩に関する6記事を書きました。

4 ブログ世界の風景を楽しむ

・1月は休載となりました。

5 ブログ芋づる式読書のメモ

・1月も休載となりました。

6 1月学習の特徴

・3Dモデル作成活用を軸にした有吉北貝塚学習がシステマチックに進みだしたので、その活動に集中して取り組みました。3Dモデルによる土器観察により、土器文様と物語(神話)が対応しているという視点が生まれましたが、それが空想的思考であるにもかかわらず、自分特有の学習味付けとしてきわめて重要であると直観します。

・遺跡地形3Dモデルを分析や表現方法として有効活用できる可能性を感得することができました。

7 2021年2月学習のイメージ

ア 縄文社会消長分析学習

・有吉北貝塚の発掘調査報告書分析学習を継続します。発掘調査報告書情報のデータベース化に取り組み、発掘調査報告書掲載情報の徹底有効活用・分析にチャレンジします。

イ 中期土器3Dモデル観察

緊急事態宣言解除との兼ね合いも考慮しながら加曽利貝塚博物館令和2年度企画展「あれもEこれもE・・・」終了までに、観覧機会をつくり展示物3Dモデルコレクションを増やすことにします。特に本場物である中峠式土器の撮影機会は貴重であると認識します。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2021年1月記事

〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2021年1月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2021年1月記事


ブログ「花見川流域を歩く」2021年1月全38記事のサムネイル


2021年1月25日月曜日

展示縄文土器の3Dモデル観察意義とSNS投稿までの作業効率化

展示施設に展示されている縄文土器を撮影して3Dモデルを作成して観察する行為の意義とその作業効率化についてメモします。

1 縄文土器3Dモデル観察の意義

縄文土器3Dモデル観察が自分の学習にとってとても有意義であると感じていますが、その有意義さについて意識して考えることが少なかったので、立ち止まって考えてみました。

ア 取得情報量が飛躍的に増える

これまでの観察では、ショーケースの向こう側に置いてある縄文土器をじろじろみて、2~3枚程度の写真を撮る程度の活動になります。ところが3Dモデルを作成するとなると、現状の自分は角度を変えて50~70枚程度の写真を撮ります。これだけで、たとえ3Dモデルを作成しなくても、その情報を大いに活用できます。「あそこ、どうなっているんだっけ?」と疑問が後日生まれても数十枚の写真で必ず確認できます。2~3枚の写真では必ず死角や「写真に写っているけれどもそれが何であるか判らない」状況が生まれます。

イ 精密観察が可能となる

3Dモデルを作成すると、そのモデルを拡大表示できます。立体物ですから拡大してもよく観察できます。単写真では拡大すると立体性がわからなくなり精密な観察ができません。それが「影」であるのか、それとも「凹凸形状」であるのかなどの観察の正確性が3Dモデルでは飛躍的に向上します。また質感もよくわかるようになります。

ウ 真上からなどの観察が可能となる

3Dモデルにすることにより縄文土器を真上から観察したり、自由な角度から観察できます。またオルソ投影と自由視点投影の切り替えができますから土器の見かけの形状と真の形状を区別して認識できます。

エ 発見的観察が可能となる

3Dモデルを作成する過程(不要部除去や角度調整過程など)で対象物をいやでも隅々まで観察することになります。いわば強制的に観察させられます。この行為により展示現場では見えているにもかかわらず気が付かなかった文様や事象に気が付きます。縄文土器観察経験がほとんどない自分にとって、展示現場よりパソコンモニターに向かっての観察の方がはるかに発見的観察ができます。

オ 観察時間制限がない

展示施設での観察とは異なり3Dモデル観察はいわば時間無制限です。展示施設や他の観覧者に気遣う必要はありません。思う存分観察できます。したがって、形状や文様だけでなく、その背後に隠れて実在していた情報(文様の意味など)を空想する時間を持つことも可能となります。

2 3Dモデル観察の作業効率化

縄文土器3Dモデル観察の作業効率化を進め、より多くの縄文土器3Dモデル観察を行うことにします。多量縄文土器3Dモデル観察により、活動の質向上が図られることになると考えます。

これまで作業順番が毎日バラバラであまり効率的ではなかったのですが、つぎのように作業項目順番を設定して、この順番でいわば流れ作業にしたいと思います。

●3Dモデル作成からSNS投稿までの作業項目

1 3Dモデル作成(3DF Zephyr Lite)

2 3Dモデルの表題と説明文作成(WZEditor)

3 3DモデルのSketchfab投稿(3DF Zephyr Lite)

4 3Dモデルの動画作成(3DF Zephyr Lite)

5 YouTube、Twitter、Facebook用動画作成(Premiere pro)

6 YouTube投稿

7 展示の様子写真の用意とweb投稿用写真作成(Photoshop)

8 3Dモデルのオブジェクトファイル出力(3DF Zephyr Lite)

9 オブジェクトファイルのGigaMesh Software Frameworkフォルダーへのコピー

10 オブジェクトファイルの調整(MeshLab)

11 3Dモデルの2次元展開(GigaMesh Software Framework)

12 展開ファイルを作業フォルダーにコピー

13 展開写真のweb投稿用写真作成(Photoshop)

14 観察分析写真・画像作成(Photoshop、illustrator)

15 投稿用画像全部をブログ投稿用フォルダーにコピー

16 ブログ記事用文章作成(WZEditor)

17 ブログ記事投稿(Blogger)

18 ブログ村マイページでPING送信

19 Twitter投稿・動画投稿

20 Facebook投稿・動画投稿


ショーケース前のカメラ位置(57カメラ)


ショーケース前のカメラ位置(57カメラ) 

2021年1月5日火曜日

2020年12月ブログ活動のふりかえり

 ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2020年12月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」

12月の記事数は33です。

ア 有吉北貝塚の学習

1960年代千葉市都市図の等高線からDEMを生成して、それにより有吉北貝塚付近の開発前地形3Dモデルを作成しました。有吉北貝塚学習のインフラ整備を構築して学習に突入できました。メインの中期学習の前にウォーミングアップとして早期・前期学習からスタートしました。

イ 「ちばの縄文」展示の3Dモデル作成

千葉県立中央博物館企画展「ちばの縄文」展示物の3Dモデルと観察を行いました。

東金市鉢ヶ谷遺跡出土土偶と小型土器や有吉南貝塚出土箆状腰飾などを3Dモデルを使って観察しました。3Dモデル使ったからたからこそ充実した分析学習ができました。これらの活動で今後深めるべき興味が多数出現しました。

2 ブログ花見川流域を歩く番外編

紙地図等高線から地形3Dモデルを作成する方法など3Dモデル技術に関する記事2を含む3記事を書きました。

3 ブログ花見川流域を歩く自然・風景編

早朝散歩に関する10記事を書きました。

4 ブログ世界の風景を楽しむ

1記事を書きました。

5 ブログ芋づる式読書のメモ

12月は休載となりました。

6 12月学習の特徴

紙地図→DEM生成→地形3Dモデル作成を実現するために、見様見真似の試行錯誤に丸々1週間くらいの時間を、悶々と苦しみながら、消費しました。しかしそれだけの価値あるスキルを身につけることができました。それにより有吉北貝塚学習の分析インフラを構築できました。

その結果有吉北貝塚学習の幸先よいスタートを切ることができました。

展示物の3Dモデルを作成し、それにより単なる観覧では決して到達できない価値の大きな分析を行えるようになりました。見るための3Dモデルではなく、分析のための3Dモデル作成が一つの学習方法として確立しつつあります。

7 2021年1月学習のイメージ

ア 縄文社会消長分析学習

・有吉北貝塚の発掘調査報告書分析学習を継続します。頃合いを見つけて関連する他の遺跡学習も並行してスタートさせます。

イ 中期土器3Dモデル観察

加曽利貝塚博物館の「あれもEこれもE」企画展展示物3Dモデル観察を継続して行うこととします。

ウ ブログ開設10周年

ブログ開設10周年を迎え、趣味活動の過去現在未来について思考を深めることにします。

参考

ブログ「花見川流域を歩く」2020年12月記事

〇は閲覧の多いもの

ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2020年12月記事

ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2020年12月記事

ブログ「世界の風景を楽しむ」2020年12月記事


ブログ「花見川流域を歩く」2020年12月全33記事のサムネイル