2020年1月8日水曜日

展示土器3Dモデルの作成方法(3DF Zephyr Lite操作方法)

展示土器3Dモデルの作成方法のうち3DF Zephyr Liteの操作方法が自分なりに定式化して効率化や時短が実現してきていますのでメモしておきます。

展示土器3Dモデルの作成方法(3DF Zephyr Lite操作方法)
1 テクスチャ付メッシュを作成する
3DF Zephyr Liteで写真を取り込み→低密度点群を作成し→3Dモデルを作成し(高密度点群、メッシュ)→テクスチャ付きメッシュを作成します。
ここまでの操作は機械的に進めます。

2 テクスチャ付きメッシュをオルソグラフィック投影する
シーン→カメラ→オルソグラフィック投影でオルソグラフィック投影にチェックを入れます。

オルソグラフィック投影にチェックを入れた様子

3 上からのビューにする
シーン→カメラ→…からのビュー→上で上からのビューにします。

上からのビューにした様子

4 土器正面が正位置に来るように画像を回転する
土器正面が正位置に来るように画像を回転させます。

土器正面が正位置に来るように画像を回転させた様子

5 左からのビューにする
シーン→カメラ→…からのビュー→左で左からのビューにします。(右からのビューにしてもかまいません)

左からのビューにした様子

6 土器が正立するように画像を回転させる
土器が正立するように画像を回転させます。

土器が正立するように画像を回転させた様子

7 正面からのビューにする
シーン→カメラ→…からのビュー→正面で画像を正面からのビューにします。

正面からのビューにした様子

8 画像の傾きをなくす
画像の傾きがなくなるように画像を回転させます。

画像の傾きをなくした様子

9 画像を上からのビューにして不必要な部分を指定する
シーン→カメラ→…からのビュー→上で画像を上からのビューにします。
ツール→選択→手動選択→長方形→マウスで必要な土器付近の範囲指定操作
→ツール→選択を反転で不必要な部分を範囲指定します。

不必要な部分を範囲指定した様子

10 不必要な部分を削除する
デリートキーを押して不必要な部分を削除します。

不必要部分を削除した様子

11 オルソグラフィック投影を解除する
シーン→カメラ→オルソグラフィック投影でオルソグラフィック投影を解除します。

オルソグラフィック投影を解除した様子

12 不必要な部分を削除する
ツール→選択→手動選択→ポリラインにして、マウスで不必要な部分を範囲指定し、デリートキーで削除します。(操作を何回か繰り返して不必要部分を丁寧に削除します。)

不必要部分を範囲指定した様子

不必要部分を削除した様子

13 境界ボックスを表示する
シーン→境界ボックス→境界ボックスを編集で境界ボックスを表示します。

境界ボックスを表示した様子

14 境界ボックスを編集する
マウスで境界ボックスの傾きを青・緑・橙色円で調整します。さらに境界ボックスの大きさをボックスの面で調整します。

境界ボックスを編集した様子
この状態で3Dモデル作成は完成しました。

15 ファイルを保存し、出力する
ファイルを保存するとともにSketchfab出力などを行います。 

2020年1月4日土曜日

2019年12月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2019年12月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
12月の記事数は29編であり、前月の6編からV字回復しました。主に茅野市の尖石縄文考古館展示土器の3Dモデル作成とその考察・感想記事となりました。
土器に対する縄文人の情念・気持ち、つまり土器に自分の何かを表現しようとする(投影しようとする)気持ちが長野県八ヶ岳付近と千葉県千葉市付近であまりに違うので、土器学習をするうえで大いに参考になります。
生活環境の厳しさや物質的制約が強いと土器に対する情念投影が強くなるような印象を受けます。降雪や寒冷により住居に閉じ込められて、土器づくりに没頭できる時間が多いという条件もかかわるかもしれません。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
パソコン技術記事など4編の記事を書きました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
都合により散歩記事2編だけとなりました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
1編の記事となりました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
休載となりました。

6 12月活動の特徴
・2019年8月から9月にかけて千葉県及び長野県の縄文土器展示施設を多数訪れ3Dモデル用撮影を行いました。その写真の3Dモデル化が積み残されていたのですが、そのほとんどを12月中に処理し、3DモデルをSketchfabで公開することができました。
・加曽利貝塚博物館の特別許可のもとに称名寺式土器と異形台付土器2点の3Dモデル用撮影を行いました。

7 1月活動のイメージ
・現在加曽利貝塚博物館で開催されている加曽利E式土器企画展の展示土器すべての3Dモデルを作成することにします。また関連講演会の聴講も行いたいと思います。
・12月末撮影称名寺式土器と異形台付土器の3Dモデルを作成分析して記事を書く予定です。
・ブログ開設9周年を迎え、趣味活動の今後の在り方について思考を深めることにします。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年12月記事
〇は閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年12月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年12月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2019年12月記事
ライオン像

把手状装飾付波状口縁深鉢(茅野市棚畑遺跡)

縄文土器展開2D写真の作成

見よう見まねで、縄文土器3Dモデルから2D展開写真を作成しましたのでメモします。
比較的簡易に作れますので、土器外面模様の観察と考察に大いに役立つツールになりそうです。
興味が深まっている「深鉢形土器(飯田市大門町遺跡)上12 観察記録3Dモデル」を対象としました。

1 2D展開写真作成にチャレンジした3Dモデル

深鉢形土器(飯田市大門町遺跡)上12 観察記録3Dモデル
撮影場所:飯田市上郷考古博物館
撮影月日:2019.09.25
整理番号:上12
3Dモデル写真測量ソフト 3DF Zephyr で生成 v4.523 processing 17 images

2 2D展開写真につかったオルソグラフィック投影画像

オルソグラフィック投影画像
3Dモデルをオルソグラフィック投影して30度刻みで回転させて画像を取得しました。

3 2D写真の貼り付け作業

2D写真の貼り付け作業
Photoshopのパペットワープツールを利用して貼り付けました。

4 2D展開写真

「深鉢形土器(飯田市大門町遺跡)上12 観察記録3Dモデル」から作成した2D展開写真
両脇が少し丸みを帯びた写真になりました。遠近ワープツールを使えば別の種類の2D展開写真も作れそうです。
土器表面模様学習のための有力ツールを入手できました。

2020年1月1日水曜日

Sketchfab画面マウスホイール押しによる対象物移動

webにおけるSketchfab画面でマウスホイールを押すと対象物の移動が可能となり、対象物の端でも正面として拡大できることを体験的に知りました。
大変便利な機能ですので、メモしておきます。

Sketchfab画面マウスホイール押しによる対象物の移動
日常使っている高機能マウスだけでなく、有線格安マウス(ホイール付き)でも対象物を移動できました。
偶然にこの操作を知りましたが、それまでは端の部分を拡大すると視線入射角が小さくなり、観察が困難となっていました。

2019年12月11日水曜日

余色立体画像をFreeCADからつくる

3Dソフトを遊んでいたらFreeCADで余色立体画像をつくることができましたのでメモします。最先端の3次元CADに赤/シアンめがねを利用した余色立体画像作成機能があるとは、あまりにもレトロで驚きです。
3DF Zephyr Liteで作成した3DモデルをOBJファイルに出力し、そのファイルをFreeCADに投入し、表示→ステレオ→ステレオ赤/シアンに進むだけです。

FreeCADによる余色立体画像の作成
FreeCADでは余色立体画像作成の投影法や強調度など設定を変更できます。
なお、FreeCADではメッシュによる立体物の表示までで、テクスチャ(写真)は表示できないようです。(なお、FreeCADは良きソリッドモデラーを目指していて、良きメッシュモデラーは目指していないと公言しているソフトです。)

国宝縄文のビーナスの余色立体画像
右に赤セロファン、左にシアンセロファンを当ててみてください。立体画像とともに、子供のころの思い出が一緒に浮かぶでしょう。

国宝縄文のビーナスの余色立体画像

国宝縄文のビーナスの余色立体画像
パソコンソフトをあれこれ意味もなく遊ぶことも面白いことです。

2019年12月10日火曜日

3Dモデル作成におけるガラス面反射除去方法

縄文土器展示施設でガラス面越しに多視点周回撮影して3DF Zephyr Liteで3Dモデルを作成する際に、いつもガラス面に写る文字が3Dモデルに張り付いてしまいます。
その除去方法にようやく気が付きましたので、メモしておきます。
3Dモデル作成最終段階の「テクスチャ付きメッシュ作成」で文字が張り付くような写真を利用しなければよいだけです。

ガラス面反射の影響を除去する方法(3DF Zephyr Lite)

2019年12月9日月曜日

エクスプローラーのその場でファイル作成

自分も随分奥手だと感じます。これまでその方法を知りたいと思っていた「エクスプローラーのその場でファイル作成」方法を知りましたのでメモします。

「エクスプローラーのある場所で右クリック→新規作成→(選択肢の中の)テキストドキュメントクリック」で、その場所にテキストファイルができます。私の場合WZEditorファイルとなります。

右クリックで出てくる新規作成→ファイル選択肢画面
ファイル選択肢には私の場合ワード、エクセル、テキスト、アクセス、パワポ、ドキュワークスが出てきます。webで調べるとこれらの選択肢の加除はレジスタをいじれば可能なようです。

これまでちょっとしたメモをエクスプローラーのフォルダーに残したいとき、その場に直にテキストファイルを作れなかったので苦労していましたが、これからはその苦労がなくなり、必要なメモを気軽に残すことができます。

2019年12月3日火曜日

2019年11月ブログ活動のふりかえり

ブログ「花見川流域を歩く」とそのファミリーブログの2019年11月活動をふりかえります。

1 ブログ「花見川流域を歩く」
11月の記事数は6編となり、最低記録を更新したようです。しかし尖底土器に意味に気が付いたり、3Dモデル切断に成功するなど活動は充実しました。ただ投入時間が少なかったことは心残りです。縄文土器学習に対する興味は相変わらず燃えています。

2 ブログ「花見川流域を歩く 番外編」
7編の記事を書き、記事数で本編ブログと逆転現象が生まれました。千葉市建設局からの資料提供により、柏井橋橋脚の3Dモデルを3次元CADで作成していくつかの記事を書きました。3Dモデル作成を3次元CADでもつくれるようになり、技術的レパートリーが増えました。

3 ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」
14編の早朝散歩記事を書きました。本編や番外編の記事を書くにはそれなりの時間が必要で、それができませんでした。しかし自然・風景編の記事作成にかかる時間はわずかですから、「補償」的潜在心理が働いたのか、記事数が増えました。

4 ブログ「世界の風景を楽しむ」
ブルガリアで撮影した3Dモデルなど4編の記事を書きました。

5 ブログ「芋づる式読書のメモ」
11月も休載しました。

6 11月活動の特徴
趣味活動の重要インフラであるデスクトップパソコンの充実が進んでいます。40年のパソコン歴の中で初めて内蔵ハードディスクをシャドウベイに設置し、急増するファイルの効率的整理やバックアップ体制充実が進みました。UEFI(BIOS)設定画面なども見るようになりました。
3次元CAD(FreeCAD)で地物の3Dモデルがよちよち歩きながらできるようになりました。FreeCADのモデルはソリッドモデルであり、多数写真で作っている縄文土器3Dモデルがメッシュモデルであるという大きな違いを知ることができました。3DF Zephyr Liteで縄文土器切断モデルを作れるようになりました。

7 12月活動のイメージ
撮り貯めた展示縄文土器写真による3Dモデルの作成を進め、3Dモデルコレクションをより一層充実させ、将来の整理分類に備えたいと思います。
また、3Dモデル作成技術の向上に励むこととし、3DモデルCGソフトのBlenderにチャレンジすることにします。

参考
ブログ「花見川流域を歩く」2019年11月記事
〇は閲覧の多いもの
ブログ「花見川流域を歩く 番外編」2019年11月記事
ブログ「花見川流域を歩く 自然・風景編」2019年11月記事
ブログ「世界の風景を楽しむ」2019年11月記事
縄文土器切断3Dモデルの画面

2019年11月27日水曜日

柏井橋橋脚3Dモデル比較

柏井橋橋脚の3Dモデルを比較してみました。

2019.11.27撮影単写真

多視点撮影写真による3Dモデル

3次元CADによる3Dモデル

現時点の柏井橋仮橋から下流の風景のポイントとなっている新設橋脚について3つの資料を並べることができました。3つの資料を並べて表示したことに対する特段の意味を言葉で説明できるまでには至りませんが、早朝散歩や趣味活動の一環としてほのかな自己満足感を覚えます。

関連感想
次のような考古遺物スケッチから直接3Dモデルができないだろうかという問題意識を以前から持っています。

考古遺物スケッチの例
このようなスケッチを見ると、その情報からある程度現物の立体形状をだれでも思い浮かべることができます。
このようなスケッチだけからある程度の3Dモデルがワンタッチでできるようになれば、考古学習を促進できるようになる可能性は大です。
そのような問題意識に3次元CADが役立つかどうかということを考えながら柏井橋橋脚3DモデルをFreeCADで作りました。
結果は、3次元CADは土木工作物のような単純な直線・曲線・面から構成されるものは威力を発揮しますが、考古遺物のような不定形の物体を表現することは不得手であることが分かりました。
次は、3次元CGソフト(例Blender)で3Dモデルを作成して、この問題意識を深めたいと思います。

2019年11月26日火曜日

柏井橋橋脚の3次元CADによる3Dモデル

柏井橋橋脚のCADデータ(2次元データ pdf)を千葉市建設局道路部道路建設課から提供していただきましたので、そのデータを手入力により3次元CAD(FreeCAD)で構成して3Dモデルを作成してみました。

柏井橋橋脚 CADデータから作成
貴重な情報を提供していただいた千葉市建設局道路部道路建設課に感謝申し上げます。

柏井橋橋脚 CADデータから作成 画面

感想
・設計データ(2次元CADデータ)があれば正確な3次元モデル作成が可能であることを確認できました。
・設計データを3次元CAD(FreeCAD)に手入力する手間は簡易であり、FreeCADの操作も他のソフト(例QGIS、illustrator)などと比べると大変平易なものであるという印象を持ちます。
・FreeCADデータの色塗りに「ペイント3D」を使いましたが、形状やコンクリート感触を正確に表現するような繊細な仕上げは無理でした。フィギュアなどの一般3Dモデル用の仕上げになってしまいます。
・FreeCADでの作業がまだ見様見真似であるため、柱と梁の間に不必要な細長い平面様の模様が生まれてしまいました。(Sketchfabでいじるとちかちか光ってしまいます。)
・梁が下流側に0.463%傾いていることを知りました。この勾配は3Dモデルで正確に表現しています。3Dモデル正面(Sketchfab最初画面)を見て左…上流側、右…下流側です。
・風景要素としての視覚対象物として、見せるための3Dモデル作成という意味では初歩レベルであることを痛感しました。


参考 ペイント3D画面

参考 FreeCAD画面

2019.11.22記事「柏井橋工事現場の様子」参照
2019.11.20記事「柏井橋新設橋脚の3Dモデル」参照

次の記事で写真撮影による3DモデルとCADデータによる3Dモデルの比較考察をします。